「人はみんないつか死ぬ」(3)
【パリ共同】フランス紙リベラシオンは13日、映画監督ジャンリュック・ゴダールさんは、スイスで認められている「自殺ほう助」により亡くなっと報じた。
フランス映画界の「ヌーヴェルヴァーグ(仏語:新しい波)」の旗手として
代表作「勝手にしやがれ」などで知られる映画監督の彼は、自ら「安楽死」
を希望して、スイスでは法的に認められている安楽死を幇助する団体の下で
安楽死した。91歳だった。
何度も言うが、私は高齢化社会の日本は、もちろん本人に迷いのないこと
が大前提だが、「安楽死」を認めてもいいのではないかと思う。「ピンピン
コロリ」が終末医療の理想であるとすれば、もはや「ピンピン」
を取り戻せることが不可能であれば、苦痛に苛まれた延命治療よりも、自ら
が死を望む「コロリ」を選択することがあっても許されるのではないかと思
う。だって死刑は認めているのだから