lizardbrain

だらだらぼちぼち

300分を超えた (-o-)=3 フゥー

2005年10月23日 00時00分38秒 | 映画とかTV

          


一昨日だが、ユナイテッドシネマ岸和田へ行った。

たかだか映画を観るために、クルマで片道2時間近くかけて行くのも考え物だが、イナカに住んでいると観たい映画はなかなかやって来ないのだ。
来ない物は、こちらから行くしかない、これが結論。
せっかく来たのだから、1本だけ観て帰るのもこれまた考え物なので2本観ようと上映時間を確認。
選んだ映画は『シン・シティ』と『セブン・ソード』。

『シン・シティ』は、全編ほぼ白黒映画で、アクションシーンはほとんどアニメじゃないか?
っちゅう感じ。
エグいシーンがバンバン出てきて、白黒の効果でかえって想像力をかきたてる。
『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドの狂気じみた表情が、実に印象的だった。
深夜TVで放映された、トム・ハンクス主演の『ラジオ・フライヤー』という映画で、子役時代のイライジャ・ウッドを観た後だったので、ちょっとビックリだった。
ブルース・ウィルスって、なんで刑事や警官の役ばっかりやってるんだろう?
わかったようなわかんないようなストーリー展開の中、残った疑問はというと、、、、、
最後のエレベーターのシーンで出てきた医者(?)は何者だったんだろうか?
という事。
一番最初の、パーティーのベランダのシーンに出てきた男なんかいなぁ?
もう1回観ようとしても、ちょっとその気になれないかも。
ま、バッドシティの住人達のコスチュームは気に入りましたが

『セブン・ソード』はというと、政府が武芸を禁じ、それに反して武芸を習う者が無差別に処刑されるという時代に現れた7人の剣士が村人を守るために、、、、という感じの中国物。
妙な笑い方をする敵役の将軍が、中井貴一の目をした清原和博みたいな顔立ちと髪型だった事以外、よくわかんなかった
長いんだもの~

それに、この日気づいたんだが、ワイヤーアクションを使ったアクションシーンを観ていると、どうもシラケてしまう自分を発見したのだ。
いかにも「あり得ない」動きとはいえ、人間が不自然に横向きにクルクル回転しながら戦う事になじめないのだ。
どうせ同じように「あり得ない」動きならば、いっその事、フルCGの方がすんなり溶け込めるように思う。
『シン・シティ』のアクションシーンなんて、『セブン・ソード』のそれに比べると「もっとあり得ない」動きなのに、半分以上はアニメーション仕立てだから安心して笑って観ていられるのだ。

どちらも2時間半を超える長尺物で、さすがにクタビレ果てたというのが正直なところ。

ま、こんな日もあるさ。