lizardbrain

だらだらぼちぼち

3%の差

2014年03月30日 19時25分34秒 | 無駄話
消費税が上がる前に、いったい何を買いだめすればいいのか考えてはみたのだが、夕方のTVニュースでやってるようにティッシュやトイレットペーパーみたいな、せいぜい何百円単位の物を一生懸命買い付けるのもちょっとなぁ、と思い込んでしまい、何百円単位の買いだめには食指が動かなかった。

それじゃ何千円単位の物をとリストアップしてみると、米とコーヒー豆くらいしか思いつかず、いつもよりも多めにストックしたのだが、どちらも風味が命の食品なので何年分も買いだめするわけにもいかず。

あ、そうそう、何千円単位といえば、
常々、いつかついでがあればアマゾンに発注しようとかねてからお気に入りのアーティストのCDが発表される度にPCのメモに入力していたので、この時期がそのいつかついでがあればの時だと気付き、いつもアマゾンショッピングする時よりも多量のCDを何度かに分けて買ってしまった。

ところが、ちょっとした失敗をしてしまい、、、、、、
というのも、手持ちのCD、あるいはレンタルしてきたCDは全て、片っ端からiTunesに放り込んでいるので、新しくCDを買う前に必ずiTuneを開いて既に購入済みでないかをチェックするのだが、届けられた渡辺香津美のCDを手にしてから、このアルバムを既に持っている事に気づいてしまった。
さっき言ったようにiTunes内をチェックしていながらどうして重複してしまったのかというと、
アーティスト名『渡辺香津美』でチェックした時にはそのアルバムはヒットしなかったのでまだ持っていないものとして発注してしまったのだが、どうしたわけかその重複したアルバムだけがアーティスト名『Kazumi Watanabe』としてインストールされていたのでわからなかったわけだ。

しかし、も少し前ならば、自分が持っているアルバムタイトルくらいしっかりと記憶していたのに、
と嘆きつつ、
このまま同じCDを2枚持っているよりもなんとかして返品できないかアマゾンのヘルプを参照してみると、破損とかではなく客の都合での返品も可能とわかった。
未開封なら購入価格の全額、開封済みなら半額だが、幸いまだ未開封だったのでアマゾンのサイトで返品手続きをして、重複したCDを送るための特定記録での郵送料金は¥360、、、、、、
今回の消費税5%のうちにCDを買いだめるミッションで浮いた消費税率8%との差額はというと¥1,000に届くかどうか、、、、、
重複ショッピングCDの返品するためにその一部を返品郵送料に支払ってしまったミスは痛い、、、、、

今回買いこんだアルバムは、渡辺香津美、小沼ようすけ、パット・メセニーがそれぞれ何枚かずつ、
そして、白眉はライ・クーダーの1970年から1987年にかけてのアルバム11枚収録のBOXセットが、ナント¥3,418というお買い得品。
他に、アヤド姉さんの15周年ライヴ盤とバイオリンの寺井尚子の新譜も含んでいるが、ワタクシの場合、結局はギターミュージックにたどり着いてしまうんだなぁ、
と妙に納得してしまった。
消費税の差額を計算する暇があれば、早いとこ買い付けたCDを聴かなければならないゾ。

そうそう、何千円単位の次は何万円単位だが、ついこないだ交換したばかりの浄水器のカートリッジも買い置きしておこうと、たった今、クリックしてしまったところだ。

来月のクレジットカードの引き落とし日には注意しなければならないかも。


山下洋輔ニューヨークトリオ 

2014年03月22日 11時12分18秒 | 音楽

これまた下書きで眠っていたライヴネタを発掘した。

去年の11月20日、兵庫県立芸術文化センター中ホールでの山下洋輔ライヴ。
ここんところ山下洋輔は、この芸センに来演する機会が多いのでうれしい。
前回の観戦はビッグバンドだったが、この時はトリオでの演奏。
さすがにここではかつて文字媒体で読んだ時のようなハチャメチャに乱暴なピアノ演奏はしない。
もっとも、肘打ちとかコブシ打ちなら上原ひろみも時々やってるようなので、伝説の方が先走りしているのかも。


終演後、張り出されたセットリスト。


ローリング・ストーンズ 2014 東京ドーム

2014年03月19日 16時20分11秒 | 音楽

水道橋のホテルで30分ほど昼寝をしただろうか、その後ロビーに集合して東京ドームへ向かったのが17時前。
ライヴは、開場が16:30で開演が18:30の予定なので、東京ドームは既にオープンしている。
思い返せば、8年前のストーンズ東京ドームライヴの時はオープニング・アクトの演奏があったり、その上、本チャンの開演がだらだらと延ばされたりしたし、今回のツアーの2月のライヴを扱った記事には30分ほど開演が遅れたと書かれていたので、たぶんこの日も開演が遅れる事は覚悟している。
あわてる必要はほとんど無いが、万一ライヴが定刻にスタートした時に備えて定刻の開演時刻には座席に座っていたい。
相棒の方はツアーグッズに興味津々らしく、ふらふらと吸い込まれるようにドームの外に設営されたグッズ売り場の列に加わって行った。

          

これがグッズ売り場の列。
まさしく堂々たる長蛇の列で、この様子では開演までにグッズを入手できるかどうかさえ怪しげである。
相棒の健闘を祈りつつ、ワタクシはカメラ片手にドーム周辺を偵察してみる。



偵察してみるが、気持ちははやるばかりで、ドームの周囲にはこれといってネタらしき物は落ちていない。
どっちかというと、こっちのショップでグッズを買いたかったのだが、荷物が増えるのを嫌って今回はパス。



          

ゲート入り口に突っ立っていても仕方が無いので、17:10頃、入場する。
入場してみると、会場内の通路にもグッズ売り場が開店していて、こちらはさっきのドーム外のグッズ売り場の写真みたいな大行列にはなっていない。
この実態を何にも知らずに外のグッズ売り場に並んでいるであろう相棒にケータイで知らせてやったのだが、相棒は外でパンフだけ買って既に入場していて(パンフだけなら別の行列があってそちらはすぐに買えたらしい)、中のグッズ売り場で買い物を済ませて、今、座席でのんびりとビールを飲んでいるのだとの返事があった。
運が良いのか要領が良いのかそれともその両方なのか、相棒の世渡り上手さに肩透かしを食った気分で座席に向かう。

8年前の時の座席位置はバックネット裏あたりだったが、今回は3塁ベースのやや外野寄りのあたり。
いわゆる内野席なのだろうが、振り返って5列ほど後ろには立見席の看板がある前後方面の位置どり。
センターバックスクリーン辺りに設営されたステージからは随分離れている。
8年前のライヴでは、マウンド辺りにサブステージが設けられて、ライヴの途中でサブステージに移動してくれたので、バックネット席から近かったのだが、今回はそのサブステージの用意も無さそうだ。



カメラを持ち込んではいけないので、座席から、開演前の様子を念写してみる。
どうやらサイキック能力は向上したようだ。

開演予定が18:30なので、18:00頃、一度トイレに行っておこうと立ち上がる。
男性トイレは内野席後部の通路にあるので、座席からはすぐ近くなのだが、驚いた事にすんごい大行列になっていた。
行列はトイレの入り口から始まり、一旦2階に下りる階段に続き、さらに1階に降りる階段にも続き、1階の広場みたいになってる通路をグル~~~~っと輪っかになった後、ようやく最後尾が見えてきた。
この様子では、開演前のあと30分でとても順番が回ってくるとは思わなかったので、あきらめて座席に戻る。
ライヴ終演までになんとか破綻をきたさずにいられますように、と祈りつつ。
座席に戻る途中、さっきの会場内のグッズ売り場ではTシャツが売り切れになっていた。

持ってきた双眼鏡でアリーナ席を観察して、どっかに芸能人がいないか探してみたりしているうちに、
ライヴの方は、心配していたオープニングアクトの出番も無く、(たぶん)30分以上遅れて始まったが、場内が暗転するなり客席は総立ちになり、
「キーーーーーーーーースーーーーーーーーーーーーーーゥ!!」
とか
「ミーーーーーーーーーッーーーーーーーークーーーーーゥ!!」
とか、いきなり絶叫する人が続出。
ほとんどの曲で、ステージと一緒に大声で唄っている声が客席のあちこちから聴こえて来るし。
ワタクシなんざ、一緒に唄いたくても元々大して憶えていない上に憶えてた曲も唄い出しとサビを除いてすっかり記憶から消去されている曲ばかりで、少々申し訳ない気分を感じつつ、下手な客席の唄を無視してステージに集中する事しきり。

既に消化された2月の東京ドームライヴの時、サプライズゲストでミック・テイラーが出た事はスポーツ紙の記事で知っていたのでさほど驚かなかったが、ミックに
「ホ・タ・イ」
と呼び込まれて布袋寅泰が出てきた時は、ホントにビックリした。
ビックリしたが、後から考えると、どうしてチャボやチャーでなくて布袋なのか、ちょっと惜しい人選だったと思う。
8年前の東京ドームの時にようやく名前をおぼえたサックスのボビー・キーズもバックヴォーカルのリサ・フィッシャーも健在だが、今回はバックバンドの人数が減った気がしたけどどうなんだろうか?
人数が減ったと感じたもののステージ上に繰り広げられる演奏が薄くなった訳ではない。
ただ、8年前の時よりもPAの音質が悪かった。
あんだけ巨大なスペースに広がる音響だからその音質は座席の位置でも変わってくるだろうが、低音がボコボコして高音が高い方に伸びきらずにシャリっとしたサウンドだったのが、ちと不満だ。

こんな事を口にするのにはとても勇気がいるのだが、このメンバーの中でワタクシが一番演奏をじっくりと聴きたいミュージシャンは、実は、ベースのダリル・ジョーンズで。
いったいどうしてダリル・ジョーンズがここにいるのかが未だにわからない。
その上、こんだけの名うてのベーシストがローンリング・ストーンズの正式メンバーとして扱われていないのには不満がある。
そのダリル・ジョーンズのベースの音がボコボコしててクリアーに聴こえないものだから、余計に8年前の方が音響が良かったのになぁ、、、、、
と、昔は良かったが口癖のジイサンバアサンになった錯覚さえ覚える。

休憩も取らずに、客席も総立ちのまんまおよそ2時間。
あんだけ動き回れる年齢じゃないと思うけど、やりきってしまう所が凄い。
さすが、ヤツ等はタダモノではない。



最後に、終演直後の会場内を念写してみた。
このままサイキック能力に磨きをかけたらば、東京ドームまで飛行機なんざ使わずに一瞬で移動できる日が来るかもしれない。
そうそう、終演後にドームの外に出ると、外で営業していたグッズ売り場には開演前と変わらないくらいの大行列が出来上がっていた。

今回の観戦ツアーのホテルと航空券のチケットは相棒が手配してくれて、ホテルに帰ってからその明細書を読んでみると、通常期の定価の航空運賃が片道¥29,000、ホテルがネット価格で1泊¥6,000前後のはずなのに、総額で¥34,000、そのうちホテル代がなんと1泊¥1,700とあった、、、、、、
恐るべし、JALパック、、、、、、、

ただし、ホテルの部屋の遮音状態はサッパリで、両隣の部屋の話し声が丸聞こえだった。
ベッドに仰向けに寝転んだ状態から見て左隣の部屋にはオバサン連中が3、4人集まってダベっているし、
右隣の部屋はというと、最初は眠り込んでいたらしくイビキが聴こえていたのだが、そのうちどっかから電話がかかってきたんだろう、ケータイの話し声が延々と続いていた。
こういう時のために用意したデパスを飲んでとっとと眠りについた。

早い時刻の帰りの便だったため、翌朝は5:00に起床。
前日2時間以上立ちっぱなしだったために両足のふくらはぎに痛みを感じつつ、羽田から乗り込む。
しばらくは眠ろうと努力していたのだが、ふと窓の外を見ると富士山がきれいに見えていた。
南北アルプスと立山連峰もすっきり見えていて、カメラを取り出したいが頭上にバッグを収納していたのでそこを開けてバッグを下ろそうとすると隣人に迷惑がかかってしまう。
まあいいさ、と、この美しい風景を脳内メモリーに記憶させた。
近いうちにきっと、日本シリーズの時にでもノンビリ撮影したいものだ。


水道橋を目指す

2014年03月18日 14時06分57秒 | 無駄話

今回はつい最近のネタを。
と言いながら既に10日以上経っているが。

3月6日、
相棒に耳打ちされてその気になって、久々に東京へ1泊。
前回は、達郎がサプライズ登場した服部克久50周年コンサートの時だから東京出張はおよそ5年ぶりか。

ワタクシのイナカから、電車だと東京まで乗換えを含めて6時間くらいかかる。
今回は和歌山県唯一の空港から羽田に向かうのだが、ここからの離陸は、離陸して上昇した状態で左に旋回するので、妙に緊張する。
これがもしも超完全主義の機長がいたりして、
「今の離陸はちょいと気にいらねぇ、てやんでい、こちとら江戸っ子でえ!」
とか言ってもう一度着陸してから離陸しなおす、、、、、
などという事を3回もやられた日には、ワタクシは心身ともにボロボロになってしまうだろう。

ま、離陸は1回ですんで、途中でちょいと揺れたけど、あっさりすんなりと羽田に着陸したのが10:25という早い時刻。
だが、ホテルのチェックイン時刻は15:00。
それまでの間、どっかで時間をつぶさなければならない。
相棒の方には昼間は何の予定もなく、チェックインまでの行動はワタクシに任されてしまった。
いつものような単独行動ならば、ブックオフでも映画館でもテキトーに時間をつぶせるのだが同行者に気を使いながら、慎重に立ち寄り先の下調べだけはしておいた。

羽田からのモノレールは満席で、窓側に寄りかかったまんま立ち話をしていると、相棒が窓の外を指差して言った。
「あっ、今な、ベロのマークを描いた飛行機が止まってたで~!」
モノレールはしばらく空港の施設内を走るわけで、という事はなるほど、例のアンディ・ウォーホール作のヤツ等のトレードマークを描いた飛行機が見えたらしい。
ヤツ等にしてみると、プライベートジェットくらいなんぼでも買えるんだろうが、モノレールから見えるとこに置いてるなら置いてると言っといてくれればカメラを構えて待ってたのに。
つまり、相棒にはベロマークの飛行機が見えてワタクシには見えなかった事が悔しい。

まず、浜松町から乗り換えて秋葉原のヨドバシカメラに立ち寄ったが、捜索中のPCパーツはそこには存在せず、かといって秋葉原中を走り回って捜索するほどの重要物件でもないので、PCパーツの買い物はあっさりとあきらめた。
ついでに、ヨドバシビルの中華レストランでのんびり昼食するが、なかなかに高級な中華レストランでどのメニューも単価が高い。
単価の高さを言い訳するかのように、出てきた料理がやたらヴォリュームたっぷりだった。
せいぜい王将のサイズのチャーハンがちょうど良いくらいの胃袋の状態だったが、無理やり飲み込む。

さてさて、
ワタクシのようなイナカモノにとって、東京で一番困るのがJR私鉄地下鉄の乗り継ぎ方で、路線図を検討してもいつまで経っても結論が出ない。
こういう時のためにブックマークしているケータイサイトで乗り換えを指示されながら、昼食後、弥生美術館・竹久夢二美術館へ。
地下鉄根津駅で下車し、美術館のHPからプリントアウトしておいた地図を片手に歩きだすが、現在地の風景と地図とが全然一致しないので困惑する。
運良く交番を見つけて、さらに運良く交番にお巡りさんがいたので(ほら、用事のあるときに限って、交番にお巡りさんがいない時が多いでしょ?)イナカモノらしく泣きついてみる。
若いお巡りさんがわざわざ交番から通りに出て、つい今しがた歩いてきた方向を指差して
「言問通りを右折して下さい。」
と、道順を教えてくれた。
島田荘司の推理小説に『言問通り』とか『言問橋』とかが何度も出てきたのを思い出し、
「ああ、あれはこの辺りで起きた事件だったのか」
と感慨を抱きながら、お巡りさんに2人して関西弁でお礼を言って、方向転換して歩き出す。
どういうわけだが、プリントアウトした地図は北を下に描かれていたようで、それを知らずに正反対の方向に向かっていたわけだ。
これでは、ダイソーで買った¥105のコンパス(というか方位磁石)を有効活用しても、目的地にはたどり着けない。

正直なところ、目的とするのは竹久夢二の美術館だけで、現地に着くまで、どうして2つの美術館が同じHPを持っているのかがわかんなかったが、棟続きというかおんなじ場所に存在する姿を見て納得。
夢二美術館へはまず弥生美術館の入り口から入らなければならないので、両館を鑑賞。
大正・昭和の風を感じつつ、できるだけゆっくりと鑑賞。

のんびりと鑑賞した後、美術館の出口で、突然、相棒が水道橋まで歩いてみようと主張しだした。
ワタクシのあるのか無いのか区別できないくらいのかすかな土地勘では、そこから水道橋までは距離があるはずで、それを説明しようと地図を開いているうちに、さっさと相棒は美術館の受付の人に道順を尋ねていた。
受付の人も、歩いていくにはちょっと、、、、、という感じの受け答えの後、近くのバス停から御茶ノ水行きのバスが出るとガイドしてくれた。

教えられた方向に歩いてすぐ、たぶん東大の敷地内なのだろう、ガードマンが立っている門を抜けて行くと3台ほどのバスが停まっていたので乗り込む。
料金が¥170である事を確かめて、後ろの方の座席に座って話をしていると、バスの後ろ側のドアに『出口』と書かれているのに気付く。
という事は、このバスは前の乗車口から乗り込む時に料金を払う前払い制だとわかって、あわてて運転手さんの横の料金箱に¥170を投入する。
京都のバスは後ろから乗って前から降りる後払い式で、尼崎のバスは前から乗って後ろから降りる前払い式、、、、、
ワタクシとしては前から降りる後払い式に慣れているので、地域によって料金の支払い方が違うと戸惑ってしまう。
ともかく、もう少しでタダ乗りの犯罪者に成り下がるところだったので、危ない危ない。

体感的に10分くらいバスに乗ったろうか(という事はこの区間を歩くと結構大変だっただろう)、バス終点の御茶ノ水駅前で降りる。
ここから水道橋のホテルまで歩いていこうかと相談していると(歩いても大した事のない距離だ)、
なんだ、すぐそこに御茶ノ水駅があるではないという結論に達して、水道橋駅まで1駅だけ電車に乗ってしまう。
水道橋駅から東京ドームの東側の通りを歩いて、たぶん遅めになるであろう今夜の食事場所もチェックしつつ、ホテルに到着したのが14:40頃。
フロントで、きっかり15:00にならないと部屋には案内できないと言われたので、チェックイン手続きだけしてロビーで待つ。
ロビーには、同じ目的でやってきたらしい人達がパラパラと10人前後座っていた。
ワタクシ達の後にホテルに入って来た人の手には、ツアーグッズが入ったらしき袋をぶら下げていた。

この先は次回に続くのだが、出発してからここまで全くシャッターを押していないので、貼り付けるべき画像が存在しないのがさびしい。
が、写真の無いブログっちゅうのは、なんとなくかつてのOCNcafeを思い出してしまう。


ターナー展

2014年03月15日 17時18分00秒 | 無駄話

2月14日、
小磯記念美術館のカフェでカレーとコーヒーのランチを済ませて、三宮で下車。
海に向かって少し歩いて神戸市立博物館へ。

          
2月13,14日に敢行した1泊2日のシネマ&ミュージアム鑑賞ツアーの最後の目的地。
ここでは『ターナー展』を開催中だった。

ターナーに関する知識をほとんど持ち合わせていないが、山下達郎の1991年にリリースされたアルバム『ARTISAN』に『ターナーの汽罐車 -Turner's Steamroller-』という曲が収録されているので名前だけは知っていた。

汽罐車の絵の実物を見れば、わざわざ『汽罐車』という小難しい漢字を使う理由が判明するかなと期待しながら、なんとなく予想していた事だが、その汽罐車の絵は今回の展示には含まれていなかった。
汽罐車 の絵はなくとも、展示されている他の特大サイズの風景画には圧倒される。
相変わらずボキャブラリーと鑑賞センスが貧弱だが、どっか他の銀河系の地球に良く似た他の惑星を描いたSF映画のワンシーンかと立ち尽くしてしまった。
展示作品の後半部分を眺めるうちに、達郎の『ターナーの汽罐車 -Turner's Steamroller-』という曲の中で、『おぼろげな汽罐車』と表現されている理由はなんとなく判明したようにも感じた。
 

入館すると目の前にでっかい風景画が迎えてくれる。
ここは撮影OKゾーンだった。

ミュージアムショップで気になった作品のポストカードを6枚ほど買ったのだが、ハガキのサイズになってしまうとさすがに作品から伝わる迫力は劣化している。


あなたが選ぶ小磯良平作品展

2014年03月02日 17時21分42秒 | 無駄話

2月14日、雪の大阪から神戸の住吉に向かう。

          
住吉駅から六甲ライナーに乗り込む。
六甲ライナーには初めて乗ったのだが、
ふ~ん、、、、、
雨が降ろうが雪が降ろうが晴れようが、無人で走って止まるのか、、、、、

10:50頃、
アイランド北口駅で下車し、小磯記念美術館へ。
大阪駅辺りで降っていた雪よりは小降りになっていたし、地面に落ちてもシャーベット状に残らずにすぐに溶けてしまうので歩き難さはない。


ここでは、4月まで『あなたが選ぶ小磯良平作品展』という企画を展開中で、来館者のアンケート上位作品を展示している。
美術館内には小磯良平画伯のアトリエが移設復元されていて、ここで1日に2回、美術館スタッフが解説してくれる。
ワタクシが入館してすぐに、たまたまアトリエ解説の時間となったのでアトリエでお話を聴いた。
話をしてくれるスタッフの人や話を聴いている来館者達の表情と反応を見ていると、ホントに小磯さんは神戸の人達に愛されているんだなぁとつくづく感じる。
前回、一昨年の夏にやって来た時もこのアトリエ解説の時間に来合わていたので、今回も良い時間にやって来たもんだと思う。
アトリエ解説が終わって、作品展の展示に戻ると、学校の授業の一環なのだろう、1クラスくらいの小学生の集団が入って来た。
展示作品の中には何点か裸婦像を描いた物があって、小学生達が周りにいると、どうにも裸婦像の前では立ち止まりづらくて困ったが、、、、

頃良いランチタイムになったので、カフェでカレーライスとコーヒーのセットを食しながら、まさか雪のために帰りの電車が動かないなどという不幸な自体にはなっていまいと、ケータイサイトで交通情報をチェックすると、特にトラブっている様子もないので、ホッとする。


帰り際、もう一度建物の外側から眺める小磯良平画伯のアトリエ。