今年の東京ジャズを3週にわたって10月に放映された録画をようやく鑑賞した。
鑑賞しているうちに、生演奏を浴びながら客席で感じた事とステージ上を記録した映像とがどんどん関連づいてきて、いっそノーカットでやって欲しいと渇望した。
ただ、初日トップに登場したコ-ネリアスは、ほとんど記憶にない。
考えられる原因は、一つ。
ワタクシには眩しすぎるあのプログラムのステージ照明を呪いながら、視覚を閉ざしていたためだろう、
せっかくここまで来ておいて、寝てはいけない、寝てはいけない、と必死に戦っていたのだが時々負けてしまったような記憶があるからで。
(コ-ネリアス以外のステージは、ちゃんと起きていたのは断言する。)
ステージ上の演奏者の動きとは別に、客席が映った場面も凝視してみた。
去年はステージ上からのカメラに映ってしまうはずの座席位置だったのに、TV画面で見た限り、明るいステージの証明越しでは客席は暗くしか映っていなくてよくわからなかったのだが、それに比べて今年は、ワタクシの姿が映っている可能性が十分にあったのだが、、、、、、
だいたいあの辺だろうと見てるとそれらしいヤツは確認できたけど、明瞭にハッキリとは映っていない。
マンハッタン・トランスファーがバードランドを演ってる時に、体を左右に揺らせながらボンヤリ映っているヤツがワタクシかも知れないとも思ったのだが、そいつが体を揺らせるタイミングはリズムに全く合っていない。
リズムに合っていないという事は、決してワタクシではない。
結局、客席の中の自分が確信できなくて、社会の中の自分も確信できないような気がして、それが苦しくなってきた。
キューバプログラムの時に最前列で踊っていたカップルは良く憶えているんだよ、良く。
もしかすると、歴代の東京ジャズのステージは、DVD化されていないのではないだろうか?
調査してみよう。