11月9日、
エル・グレコ展でたっぷりとため息をつきながら阿波座のホテルへ。
地理不案内なイナカモノである上にあんまりタクシーに乗りなれていないので、一旦地下鉄に乗った方がわかりやすい。
だが、地図を確認すると駅に戻るとかえって時間がかかりそうなので、地上を歩いてみるとすんなりと到着できたので一安心。
エル・グレコ展で買った図録やらカレンダーのかさばって重たい荷物をホテルに置いて、この日のメインイベントの森ノ宮ピロティホールでの
『ローソンジャズウィーク2012 平原綾香 with 平原まこと、aika』観戦に向かう。
この近くにあるNHKホールの周辺には飲食店がほとんど見当たらなくて、NHKホールでライヴがある時はホントに困ってしまうのだが、森ノ宮ピロティホール周辺はにぎやかなところなので、夕食難民にならずにすむのだ。
駅近くの王将で夕食を済ませて、ホールへ。
悔しい事に、去年のローソン・ジャズウィークにも平原綾香ファミリーのプログラムがあったのに参加できなかった。
その無念を引きずっていたのだが、嬉しい事に今年もやってくれたのだ。
平原綾香ソロのライヴは、去年の堺で一度だけ体験しているし、WOWOWで放映されたのも2本ほどDVDに落としている。
今回のライヴは『平原綾香 with 平原まこと、aika』と題されたように、父親の平原まことと姉のaika
との共演。
平原綾香の父君、平原まことがジャズサックスプレイヤーなのは周知の事実だが、姉のaikaがサックスもギターも演奏できるシンガーという事と、平原綾香自身がジャズサックスを専攻していたという事は堺でのライヴで知ったのは笑わないで欲しい。
いやいや、それどころか、平原綾香と最近復活した歌手の絢香が別人だという事は、堺でのライヴの少し前に知ったのは、どうか笑ってやって欲しい。
ピアノ扇谷研人(ex.オルケスタ・デ・ラ・ルス)、ベース岡田治郎(現役のプリズム)、ドラムス 則竹裕之(ex.スクエア)をバックに父娘3人がフロントに並んでサックスを演奏するシーンはとてもかっこ良かった。
ず~っと父娘3人のサックス競演で通してくれてもそれはそれで楽しかったと思われるが、3人それぞれのオリジナルチューンをミックスして展開されるステージ。
バックが3リズムのシンプルな編成(演奏はシンプル一辺倒ではないが)なので、平原綾香の持ち歌もツアーでの大掛かりな演奏に比べてすっきりしたものに仕上がっていた。
その中でも白眉だったのが、ベースの岡田治郎とのデュオで、ライヴでもスタジオ録音と変わらないクオリティー演奏した『チュニジアの夜』。
ヴォイスパーカッションというのかヴォーカルエフェクトというのか、ワタクシにはあれがちょっとうるさく聴こえるのだが、縦横無尽のベースのフレーズにはびっくりしてしまう。
この平原家父娘3人のステージは、ローソンジャズに限定したものではなくて、これまでにも時々公演しているようだ。
ちなみに、平原まこと父さんは、山下達郎の白いアンブレラの録音に参加している。
ジャズの人なので、声高に誰それと共演したとかレコーディングに参加したとかは言わないと思うが。
いやぁ、、、、
去年はホントに失敗してしまった。
せっかく見頃を迎えた宝泉寺の大銀杏を撮っていながら、うっかりとハードディスクに保存する前にSDカードをフォーマットしてしまうという大失態をやらかしてしまったのだ。
なので、今年はそいつを挽回するためにまず偵察から始めた。
が、やはりちょっと早すぎたんだろう、付近の国道沿いの銀杏に比べると、今日のところはまだまだ黄葉しきっていなかった。
次に行けるのは3日後になるか14日後になるか、、、、
どちらにしても今年のピークをつかめないかも知れない。
11月9日、国立国際美術館のエル・グレコ展へ。
大阪フェスティバルホールが改修になって以来、肥後橋辺りに来るのは久しぶりで、しかも地下鉄降りてからの道のりがフェス行きとは違う方向なので、土地勘全くなし。
といっても、どこへ行ってもよそ者気分のイナカモノにとっては何も怖いものなし。
駅出口の案内に正直に従って行くと無事に到着。
ちょいと歩き疲れていたところレストランが目に入ったので、入館前にコーヒータイム。
席が空いているのにもかかわらず、なぜか一旦外に出されて入り口で名前を書いて待てとの指示を受ける。
こちとら単独行動なので相席でもいいんだけど、、、、、、、
向こうが相席を嫌がるかも知れないけど、、、、、、、、、、
と、ブツクサ考えながらレストラン入り口を離れて、美術館側を盗撮。
この展覧会の告知を目にするまでは『エル・グレコ』というのは、ジョージ・ベンソンがやってた曲名でしか知らなかったので、ようやくスペインの画家の名前と判明した。
相変わらず芸術に疎くて、しかも宗教にも疎いため、音声ガイドから流れてくるキリスト教用語に馴染みが無いが、この人の絵はすごかった。
最後に展示されていた、『無原罪のお宿り』という3メートルを超える大作にはひたすら圧倒される。
ミュージアムショップで、ズシリと重たい図録と大判のカレンダー(よその美術館のだったけど)を買ってしまい、荷物が増えてしまった。
10月11月、拓郎の東京横浜大宮でのたった4本のライヴが無事終了したらしい。
そのチケット争奪戦に敗北したワタクシとしては、来年には名古屋大阪神戸方面での拓郎ライヴの可能性に期待しているのだが、
10月11月のライブの模様を収録したDVDが出るようで、拓郎特設サイトで予約の受付を開始している。
受注分は来年1月29日までに配送されるらしい。
今回の4本のライヴの体験者のブログさえ詮索せずに、ひたすら関西方面でのライヴ日程の発表を待っているのだが、どうも情勢は微妙なものになってきた、、、、
今回のライヴが来年にも続くものならば、これみよがしにDVDが発売されるわけは無いと思ってしまう。
どうなんだろう?
吉報を待つしかないか、、、、、、?
シーズン優勝あるいは日本シリーズ優勝の場面を球場で観たいと夢見続けて幾星霜、、、、、
今夜の優勝の瞬間はTVで観てたわけで、その夢は今年もかなわなかった。
その日が来るのを待ち続けよう