そういう事なら、
長年続けてきたナイトスクープの毎週録画を
やめるべきだぞ
2018年8月2日、
再びイマドキETCが使えない関門トンネルをくぐって、下関に戻る。
前日、下関から門司に渡った時と門司から下関に戻った時で通行料金が違うという不思議な出来事が。
夏休みで賑わう、海響館という水族館に着いたのは10:30。
ちょうどペンギンさんは食事中。
泳ぐとめちゃ速いぞペンギンさん。
エイもマンボウも負けじと。
クラゲの水槽とシロナガスクジラの骨格標本。
意外と小さめ規模の水族館だったみたいで、手持ち無沙汰気味。
ここはイルカとアシカのショーで挽回すべし。
開演時刻ギリギリまで屋内で涼んでいたのが災いして、会場であるアクアシアターに行ってみると空席が無くて立ち見になってしまったが、なかなかかなり面白いショーだった。
イルカとアシカが競演するのが珍しいのかも。
12:30頃、水族館を退出。
2019年8月1日
萩から海岸線をぐる~っと周って、この日の宿は門司港に。
ホントは下関あたりで駐車場があってそこそこに廉価なはホテルを探してみたのだが、見つからなかった。
どうしようかと数分ほど途方に暮れた後、海を渡って門司港あたりを探してみたら、ビンゴ。
とても意外な事に、今時、ETCに対応していないという関門トンネルをくぐって、門司港に投宿したのは16:30頃。
このあたりはバナナのたたき売り発祥の地らしい。
商店街を歩いてみたら、こんな名前の店にでくわして
おそらくすぐに戻ってくる様子の船が出て行く。
このオルゴールミュージアムが内容控えめなのは、入館料無料だからかも。
昭和15年製造の路面電車。
どっかで晩メシをと散策していたのだが、このあたりはやたら『焼きカレー』の店が多くて、普通のカレーと焼きカレーとがどう違うのだろうか?
焼きカレーとやらは気が進まないなぁ、、、、
と悩みながらおそらくエリアの端っこまで来て見つけた店は
芋洗坂係長の店だった。
しかも本人が厨房にいた。
せっかく本人と対面しておきながら、ワタクシの中には顔と名前を除いた芋洗坂係長情報がほとんどなくて(マジでここが芋洗坂係長の店だとは知らなかったのだ)、会話を弾ませる事ができなかったのが心残りなのだ。
北九州市大連友好記念館
この店の名前を知ってるんだが、どうしてだろうか?
こうして8月1日が暮れていった。
どうやら、角島大橋というのが人気らしい、
それなら、渡ってみるべきだろう。
大橋を渡るためにどこから侵入して良いのか、ちとわかりにくかったけど、欲望のままに角島大橋を渡ったのは13:40。
確かに絶景の中を走行するのだが、何しろ単独行動なもので、運転しながらシャッターを押すわけにはいかない。
カメラを構える暇もなく、あっという間に角島側に渡り切ってしまい、展望台から振り返ってみたの図である。
この写真を撮った後、カーナビ画面に『ドラレコ録画してるSDカードの容量が満杯になった』という見慣れないメッセージが表示された。
残したい録画データを選択する事も出来たが、メンドクサイのでドラレコデータは全て削除した。
角島側にわたって、さらに進んでいくと、海水浴場が。
ふ~ん、、、、、、、この海水浴場は有料なんだそうだ。
このまま先に進んでどっかでUターンしたいのだが、角島灯台の手前まで行ってしまった。
灯台付近に駐車場はあるのだが、有料の駐車場ばかり目に付いたので、ついつい駐車料金をケチってしまい、すぐにUターンする。
Uターンして本州側に戻る途中、角島大橋の中ごろに、路肩が広めのおそらく緊急駐車のためのスペースが空いていたので、クルマを停めて遠慮気味に撮影。
2019年8月1日、10:33
長門市の金子みすゞ記念館へ。
金子みすゞがいかに故郷で愛されている詩人なのか、
館内で上映されていたDVDの語り手はみすゞの長女上村ふさえさん。
ワタクシも知っていたこの曲の作詞者上山雅輔という人が、金子みすゞの2歳下の弟だとは全く知らなかった。
2019年7月31日
秋吉台から萩へ。
沿道の民家の屋根瓦が赤茶色っぽい家が多くなってきて、萩市に入ったのがわかった。
後でググってみたら、石州瓦という種類の瓦で、島根県、山口県では条例で奨励しているらしい。
瓦どころか、ガードレールも所々赤茶色っぽい区間があった。
その赤茶色の屋根瓦やらガードレールの写真を撮っておこうとしたのだが、どういうわけだかクルマを停めるスペースが見当たらなくて、結局ずるずると走り続けてしまった。
15:20
道の駅萩往還。
松陰記念館、松下村塾講義室を復元。
泊まったホテルには強気の注意書きがあった。
という事は、禁煙を守れないヤツが少なからずいるという事だろう。
で、このホテルは3階まで客室があるのにエレベーターが無く、荷物を抱えて階段で上がるしかない。
階段の件は予約時に口コミで承知していたつもりだったが、客室のTVが地デジしか映らないとは承知していなかったぞ。
ところが夕食後、いつも飲んでるクスリ(カタカナ表記にするとなんかアヤシイ響きが 笑)を収容したピルケースを探したが見当たらない。
デイバッグの中にもキャリーバッグの中にもどこにも見当たらない、
ちと焦った。
ミネラルやらビタミン補給のサプリメントも見当たらないが、それは大した問題ではない。
問題なのはアレルギーのクスリが無い事で、これを飲み忘れて2~3日すると体のあちこちが痒くなってくるのだ。
年々弱体化するばかりの記憶をたどってみると、どうも前日に泊まった徳山のホテルに忘れてきた可能性が高いので、電話で問い合わせてみたら、確かにピルケースの忘れ物があったとの事。
翌日に、一旦徳山まで戻ってクスリを取り戻してくるしかないのか、距離的にはそれも可能だがどうしようか?
と、考えてみたら、その2日後に同じ徳山のホテルに宿泊を予約している事を思い出して、2日後のチェックインまで保管してもらう事にした。
このアレルギーのクスリは病院の処方薬だが、ほとんど同じ成分の市販薬があって、どうしても処方薬が手に入らないのならばドラッグストアで入手する事も可能で、ただし薬剤師さんがいないと売ってもらえない。
ドラッグストアの薬剤師さんは、どの時間帯でもいつも勤務しているとは限らないのだ。
翌朝、ホテルの朝食にお皿に山盛りのパンが出されたのでビックリ。
ワタクシの日常生活ではいくら何でも多すぎれレベルなのだが、昼メシの分まで詰め込んだのは言うまでもない。
2015年に行った四国カルストの爽快感がどうしても忘れられなくて(ただし、そこにたどり着くまでの道路状況は最悪だったが、とはいってもいくらなんでも現在では好転しているはずで)
同じようにカルスト台地を名乗ってはいるものの、秋吉台はきっと、四国カルストよりも壮大なパノラマを見せてくれる物と信じてやってきた。
13:47
無表情なチャイナのお姉さんに迎えられて、日本最大のカルスト台地、秋吉台に。
舗装していない遊歩道が見えるのだが、この暑さではトレッキングする気など起こるはずがない。
なので、ジオパークカフェでアイスコーヒーを飲みながら、トレッキングマップを眺めるの図。
展望台。
カルストロードを行くと、長者ヶ森駐車場。
駐車場で再び休憩していると、この地の住民が活動していた。
邪魔してゴメンな。
大丈夫かい?
痩せ過ぎのウサギ君。
9月に放送された『NHKこころ旅ディレクターズカット版』で、火野正平が、さっきの展望台と長者ヶ森駐車場に来ていた。
駐車場からのトレッキングコースがとうちゃこだった。
さて、40年以上ぶりに訪れた秋吉台は、確かに四国カルストよりも面積的に広そうだが、四国カルストみたいにところどころの牧草地で牛が放牧されているのどかな風景もなかった。
気候さえ良ければ、舗装されたカルストロードから外れた未舗装の遊歩道を歩いてみたかったのだが、暑さに負けてしまい、休憩ばかりに時間を費やしているワタクシであった。
お山の空気をたっぷり吸いこみながら、
14:40頃、萩方面に逃走を開始した。
現在では千葉県なのに東京を名乗るネズミのランドをメインに、全然違うルートになっているらしいが、
ワタクシの高校生時代には、修学旅行ルートは広島、山口、長崎あたりを5泊だったか6泊だったかするのが定番だった。
バスでの集団移動だったので、移動の車中ではただただワイワイガヤガヤしていたり、それともただただ寝ていりだったので、移動中の景色はほとんど覚えていない。
そんな気がして、あの時に行ったはずの秋芳洞や秋吉台あたりを、もう一度じっくり歩いてみたいなと思ったのが、今回の旅のテーマだった。
7月31日
11:29、秋芳洞の駐車場に到着。
正面の市営駐車場は¥400。
そこに入ろうとしていると、ソフトクリームの看板を出している商店の駐車場は¥100だよと呼び止められたので、そちらに駐車。
お土産を買ってくれると無料だそうだ。
秋芳洞の入り口に続く細い道路は覚えているが、もっと賑やかだったような気がする。
ただ自分達が賑やかだっただけだろうか?
秋芳洞の入場料金は¥1,200。
入ってみると、内部の様子には見覚えがある。
ただ、洞内の気温が低くて寒く、暗い上に湿気が多くて、フラッシュを使うと空中に漂う霧が反射してボンヤリとした風景しか撮れない。
終点でUターンして、出口に向かう。
外に出てから、しばし休憩。
秋芳洞を後にしたのは、13:20。
2019年7月29日、1週間の予定で、梅雨明けを待ちかねて西へ向かった。
初日はどこのビューポイントに立ち寄るわけでもなく、ひたすら400km程を移動するだけだったので、特にカメラを向ける対象物も見つからなかった。
ただ、初日に泊まった福山のホテルの客室には、なかなかレトロな冷暖房調節システムが完備されていたので、まじまじと眺めてしまった。
2日目、7月30日、
最初の計画ではこのあたりの海岸線をグル~っと周遊するつもりだったが、朝になって気が変わってしまったので、しまなみ海道の橋をいくつか渡って、平山郁夫美術館に向かう事にする。
その途中、ビューポイントとして鞆の浦に向かったが、港近くの駐車場を探しながら走行するうちに、漁師町の民家の軒先をかすめて通る極めて狭い道路ばかりで、しかもクルマ同士が対抗できないような狭い道路のあちこちで工事中で、結局、鞆の浦の風景を撮るのはあきらめてしまった。
そうこうするちに、10:50、平山郁夫美術館に到着。
驚いたのは、この美術館は館内の写真撮影がOKだった事。
展示作品(レプリカも含まれていると思われる)もOKだったので何点かカメラに収めたが、ここにアップして良いのやら判断がつかない。
平山画伯の活動地図。
この移動距離は凄いなぁ。
実は、平山画伯の妻の父親が和歌山県出身の政治家だと知って驚いた。
出発前には、梅雨明けを待ちわびて、と言ったものの、それまで気温低めの夏だったのがいきなり30度越えの猛暑の日々が始まって、休憩するたんびに車外に出るのが辛くなってきたというのは、この日あたりに気づいた。