残った写真で、妻籠宿の続きを、
軒下に蛇が、、、、、、
うっかり本物と間違えるところだった。
途中、五平餅と蕎麦のセットで昼食を摂る。
名前だけは聞いたことがあった五平餅だが、意外と甘口なのでちょっとビックリする。
長居するつもりではなかったが、妻籠宿には2時間半ほど居た事になる。
駐車場への帰り道に妻籠宿方向を振り返ると、山と田んぼと川に囲まれている。
この日、屋外を歩くのを覚悟して、生まれて初めて日焼け止めクリームを使ってみた。
確かに、外気温は随分暑かったが、日焼けの心配はさほど必要なかったかも。
大して使わずに残った日焼け止めクリームをどうしてやろうか、、、、、
7月28日、12時ごろ、妻籠宿に到着。
この日は日曜日で、福島関所から妻籠宿まで移動している間の国道ではやたらと白バイの姿を見かけた。
交通量も多いし、やたらとぶっ飛ばすわけにはいかないのだが、いろんな意味で気をつけながらの運転になった。
で、何箇所かある妻籠宿の駐車料金は¥500。
ワタクシが停めた駐車場の出口あたりに『ぴんころ地蔵』があった。
なるほど、ピンピン生きてコロリと逝きたいという願望をかなえてくれるわけか。
まず、宿場を少し歩いて行くと、
妻籠宿本陣と脇本陣奥谷と歴史資料館を備えた南木曾町博物館がある。
共通入館料は¥700。
上の8枚の写真は、この博物館内の様子だ。
ちなみに、『南木曽』は『みなみきそ』とばかり思いきんでいたが『なぎそ』と読むらしい。
ここへ来るまでの間、人様に向かって間違った地名を口走らなくてホントに良かった。
博物館を出て、再び宿場を歩いてみる。
28日、午前10:10。
福島関所に到着。
関所と言ってももちろん、そのまんま保存していたわけではなく、関所跡地に、建築当時の図面から忠実に復元したらしい。
道路をまたいでそびえるデッカイ鳥居(写真を撮りそびれてしまった、、、、、)をくぐって、坂を下りて少し行くと駐車場があった。
駐車料金が無料なのがとても喜ばしい。
クルマを置いて、さっき降りた坂をもう1回歩いて上がって行くと、福島関所資料館がある。
この日は11時から団体客の予約が入っていて、一般客(つまりワタクシのようなイチゲンさんの飛込み客)は11時までしか受け付けない予定だったらしい。
そんな事情も知らずに11時よりも前に到着していて、ホントについていたと思う。
関所の外観や屋内の調度もそうだが、武器類が要所要所にさりげなく配置されているのが、目を引いた。
これは福島関所全体の復元模型。
11:00も近くなり、そろそろ帰ろうとしていた頃、件の団体客が大型バスを降りて歩いてくるのとすれ違った。
7月27日(土曜日)
14:53。
御岳ロープウェイを後にして、奈良井宿まで足を伸ばしてみる。
動態保存されているらしいSLの近くに車を停めて、駐車料金¥500を支払う。
かろうじて傘無しでもやり過ごせそうな小雨の中、踏切を渡ると宿場の風景が開けてくる。
ガイドブックでこの『上問屋資料館』に興味を持ってここに来たと言うのに、
何という事だろう、
夏休みの観光シーズンの土曜日だというのに、休館しているではないか、、、、、、、
奈良井駅あたりで宿場は終わっていた。
12:22、
遊歩道から戻って、もう一度山頂駅の展望台から眺めてみるが、空模様に変化はなさそうなので、
ちょっと早いが、ロープウェーで山麓駅まで降りて、花畑を歩いてみる。
試食コーナーのミニサイズの蕎麦も食した事だし、そろそろ御岳ロープウェイを後にしようと駐車場まで戻ったのが13:30頃。
だだっ広い駐車場からクルマを出そうとすると、今しがた観光バスでやって来たらしきオジサンがカメラを構えてセンターハウスに向かって走り出すのに気付いた。
ついさっきまで頂上駅から眺めて雲に覆われていた御岳山の方を振り向くと、さっきよりは少しだが視界が開けていた。
もう一度、クルマを停めてカメラの電源を入れた。
今からもう一度ロープウェイに乗る事を考えないわけではなかった、、、、、、、
この御岳ロープウェイに乗りたくて木曾方面にまでやってきたのだが、宿泊するホテルを変更せずに行き先を入れ替えたために、ルート取りにちょいとばかりムダができてしまった。
その上、毎度のことではあるが、今回のツアーもスカッとした好天には恵まれなかった。
最初の予定では最終日前の29日に来るつもりだったのだが、その日はどうやら雨模様らしいと言う天気予報を信じてこの27日に繰り上げたのだが、繰り上げてもやはりスカッとした好天には恵まれなかった。
で、ロープウェイ乗り場にたどり着くまでに、もう少しで迷子になるところだった。
カーナビの目的地に御岳ロープウェイの乗り場を設定していたのだが、カーナビ画面では乗り場まであと10何キロ直進せよとあるのに、突然、三叉路に『御岳ロープウェイ』乗り場を示す右折の矢印の看板が現れた。
カーナビの指示と道路沿いの交通案内が違っているわけだが、無視する事ができないほどの自信に満ちた案内看板だったので、もしかするとこちらの方が近道なのかも知れないと右折してみた。
右折したものの、その先は妙に寂しげな道で、もしかして昔使っていて今は使っていない道だったらどうしよう?
と、心配していたのだが、2~3分走っていると向こうから観光バスが下りて来たので少々安心した。
11:16、
確かそこから7キロほど走行して無事に御岳ロープウェイの乗り場に着いたのだが、さっきまでカーナビが指示していたルートはいったい何だったんだろうか?
もしかしてロープウェイの頂上駅に直接アクセスする道路だったんだろうか?
と、謎が謎を呼ぶが、乗り場にたどり着いた幸運にひたすら感謝する。
ともかく、ロープウェイ乗り場に続くセンターハウスの前には花畑が広がり、ふと目をあげるとどんよりと不吉な色の空が広がって、変てこなコントラストを描いていた。
山麓駅では、6人乗りのゴンドラが次々とやってくる。
この日は土曜日だったためか、団体バスでやってきた風情の観光客がやたら多くて、乗り場にも行列ができていた。
ホントは見知らぬ人達の中に混じりたく無いシャイなワタクシなのだが、見知らぬシルバー世代のファミリーの中に相乗りさせられてしまった。
このファミリーがまた寡黙なファミリーで、誰もしゃべろうとしない。
こんな場所でよくあるのが、ヨメの悪口やら孫の自慢話に花が咲いて、イヤでもそれを聞かされるのがつまんないので、静粛なゴンドラというのも悪くない気分だが、赤の他人であるワタクシ一人が紛れ込んだために気まずい沈黙に陥っているのでは?、と心配しながら山頂駅に到着。
標高2,150mの飯森高原駅を降りるが、危惧していたように、空は雲に覆われて御嶽山が良く見えない。
ハンドマイク片手にガイドの人が案内していたが、どうもこの日はず~っとこんなにガスっているようだ。
右側の写真の方が、ボンヤリと雪渓が少しだけ見えているのだが、この様子では、待っていても視界が開ける可能性は薄そう。
ミニ森林浴コースらしき遊歩道を歩いてみる。
すぐその先は登山道に続いているようだ。
山道の途中、雨が降ってきたり、目の前の道路から突然センターラインが無くなって対向車が来ると大変だろうと心配でたまらなくなる区間に入ってしまったが、運良くそのうちに雨もやんで、なおさら運良く対向車も来なくて、無事にやり過ごして行く。
10:25、広めの駐車スペースを見つけたので、ちょっと休憩。
高嶺(たかみね)大橋という名のバス停があって、どうやら野麦峠への分岐らしい。
『あ々野麦峠』の時代の交通事情に想いが巡るが、どこへ行くにも自分の足が頼りだった時代の逞しさなどを考えたりする。
翌日、27日の朝、361号線沿いに次の目的地まで走行していると、道路沿いのところどころに『ドスコイ祭り』と書かれた幟がはためいているのに気がついた。
気がついたが、その『ドスコイ祭り』とやらが何のことやらさっぱりわからない。
だって、ほら、それがもし古来から伝わる祭だとしても『ドスコイ祭り』というネーミングが怪しくて仕方が無いでしょ?
このあたりでどっかの新手の大衆演劇の旅芸人の一座がなんかやっているのかな?
(という空想もひどいもんだが、、、、、)
くらいの勝手な想像でやり過ごしていた。
だが、とある道の駅を通過しようとしてビックリした。
ここにも『ドスコイ祭り』の幟がはためいていたのだが、なんと、道の駅の敷地内に本物の土俵があって、これまたなんと、本物のお相撲さん達が稽古しているではないか?!
一度行き過ぎてしまったのをUターンして、『道の駅ひだ朝日村』に戻った。
旅芸人の一座どころか、どう見ても本物のお相撲さんである。
その上、どうみても本気で稽古中である。
春場所の時期に大阪市内の地下鉄に乗ったりすると浴衣姿のお相撲さんを見かけた事はあったが、きりりとしたまわし姿のお相撲さんをこんな近くで目にするのは初めての経験である。
地元の人なのか相撲部屋の関係者なのか、観覧席にも見学者がちらほら座っている。
よくよく周囲を眺め回してみると、『峰先部屋』という幟もはためいている。
ついさっき検索してみたのだが、実在する相撲部屋だ。
相撲部屋にもHPがあるというのは、初めて知ったのだが、そりゃあそうだろ、今の時代にHPを運営していても不思議ではないし、そこで新弟子募集をしていてもこれまた不思議ではない。
先輩らしき力士が胸を貸して、ぶつかり稽古(というのだろうか?)をやっている姿は迫力満点である。
相撲の稽古というのは、こうして屋外でする事があるのは初めて知った
せっかくの機会だし、もっとじっくり見学していたいが、次の目的地までちょっと急がなくてはならないので、ものの10分ほどの相撲稽古の見学となった。
道の駅の駐車場を出て国道を走り出すと、土俵上ではお相撲さん全員がしこを踏んでいる姿がクルマの窓越しに見えた。
も一回Uターンしようかどうか決断できかねるうちに、『道の駅ひだ朝日村』が見えなくなってしまった。
7月25日に西脇市まで出かけたついでに、26日から30日まで、今度は木曾方面に進出してみた。
まず、最初に目指したのは、富山県の雨晴海岸。
天気がよければ、この海岸から立山連峰が臨めるらしい。
この雨晴海岸へ、6年前に立山黒部アルペンルートに行った時にも最後に足を伸ばす予定にしていたのだが、悲しい事にその時は富山市内が曇り空だったので断念したのだ。
で、今度こそはと、現地の海岸までたどり着いた今回はどうだったかと言うと、またもや悲しい事にやはり曇天に阻まれて、立山連峰は見えなかった。
富士山にしろ雨晴海岸にしろ、ワタクシが出かけると曇天確率が上昇するのはどういうわけだろうか?
雨晴海岸駅の駐車場には、こんなデッカイ写真パネルが建設されていた。
全く恐れ多いような風景だ。
いつかまた、と再訪を狙っているのだが、気になるのはこんなすごい風景を目にできる確率である。
晴れさえすれば見えるのか、それともちょいとばかり晴れたくらいじゃなくてもっと偶然性に頼らなくては目にできないのか、、、、、、?
はたまた、この写真を撮ったカメラマン氏の超絶的な撮影技術の賜物なのか、、、、、?
そのあたりの情報をつかまなければならない。
海岸線に出る道路のマンホールにもこだわりがあるみたいだ。
記憶にも新しく、まだまだ寒い真っ盛り、2月の名古屋でのライヴの余韻を保ったまま、
6月30日、午後1時開演の新神戸オリエンタル劇場でのライヴを観戦。
ありがたい事に、ここんところこの劇場でのライヴはに2日連続公演でやっていて、最終日である2日目の昼間のライヴに侵入した。
昼間のライヴなので、イナカモノのワタクシにとっては帰路が楽ちんなのだ。
2月に聴いた佐山雅弘とのデュオと、この6月のレギュラーバンドでのライヴ、寺井尚子のバイオリンを1年間に2回も聴く機会を得た幸運に感謝している。
スケジュールさえ合いさえすれば、年に2回とは言わずにもっと聴きたいバイオリニストなのだ。
いっそ『Forever Youg』と銘打たれたコンサートツアーが終了してからアップしようと思っていたのだが、まだあちこちで一連のライヴが控えているらしいのでネタバレさせないように注意、注意。
6月22日、新装なった大阪フェスでのアヤド姉さんのライヴを観戦した。
大阪フェス、オープニングシリーズで企画されていた5月の達郎ライヴのチケット取りに敗北したため、大阪フェスはこの日がはじめましてになった。
開場を待ちきれずに、ビルの周囲をウロウロしていたワタクシは、通行人からはどんだけ怪しい人に見られただろうか?
エレベーターをあがってからの2階ロビーがすんごく広くなっていて、かえって落ち着かない気分になってしまいそうなワタクシであった。
終演後にお買い上げ商品へのサイン会があっのだが、広いロビーに感覚を狂わされたのかどうか、方向を間違えてしまい、うっかり下りのエスカレーターに乗りかけて、5メートルほど進んでからあわててUターンして、下りのエスカレーターを逆方向に上がるという失態を演じてしまった。
それでも、サイン会に間に合って良かった、良かった。