ああ、忙しい忙しい。
明後日からは3年ぶりの鈴鹿詣に出かけなければならない。
こないだの四国行きを、大急ぎでアップしなければとゼイゼイあえいでいる今日この頃である。
四国へは何度が行った事があって、一時的にガソリンが安くなったすきに四国に渡ったのが去年の4月の事。
あれ以来という事になる。
フェリーに乗って徳島に着くまでの2時間ほどの間、船室でゴロゴロしてると、ずいぶん楽に移動できる。
最初のころは、船で移動する速度がちょっとばかりのんびりしすぎているように感じたのだが、いつの間にかフェリーで四国に渡ることが楽しみになってきたのかも。
ジェダイの騎士という職業柄、なかなか、大多数の人が休日となる土日祝日に休みが取れないのだが、たまたま、26日から28日までの土、日、月の2泊3日のスケジュールを組むことができた。
土日祝日といえば、高速道路¥1,000乗り放題。
これに対抗して、南海フェリーも土日祝日は¥1,000ポッキリという社会実験を始めたのだ。
通常料金は、JAF割引1割引を適用して¥8,370。
その差額は、県か国かどっかから補助金が出ているはずだ。
あらかじめ申請書をダウンロードして、必要事項を記入しておいた。
26日の出発日は土曜日だったので、高速も¥1,000、フェリーも¥1,000という大感謝祭。
普段、平日に移動することが多いワタクシにとってはめったにない千載一遇の機会である。
せっかく安く移動できるんだから、万一、どっかで渋滞につかまってしまっては大変だ。
和歌山港発8:30の便に乗るために、時間の余裕をたっぷりとみて、5時に起きた。
時間の余裕をたっぷり取ったら、途中どこにも渋滞の影も形も見当たらず、7:20に和歌山港に着いてしまった。
いつもは出航の30分前にならないと乗船切符発売窓口が開かないのに、さすがに大勢の利用者を見込んでか、既に窓口が開いていたので、¥1,000で切符を買って、乗り場へ向かう。
いやぁ、すげえ、すげえ、さすがにこれまでのフェリー体験とは別世界。
既に乗船待ちのクルマでいっぱいで、後から後からどんどんやってくる。
左方向に行っている車列は、到着した便から降りてきたクルマの列で、右方向に向いて止まっているのがこれから乗船を待つ車列である。
いざ乗り込んだ船内の様子。
なんか、難民船を想像してしまったぞ、、、、、、
せっかく確保した寝場所を取られまいと、ず~っと同じ場所でゴロゴロ寝っころがっているうちに、10:30、徳島港に到着。
いきなりは高速に乗らずに、国道55号線を西に40キロほど走って、権平うどんに向かう。
大盛のきつねうどんと、かやくおにぎりを1個注文。
大き目の丼に麺もおつゆもたっぷり入っている。
最初のうちは、食べても食べても麺が減っていかない錯覚に陥る。
麺も美味いが、ダシも美味い。
思い返せば9年前の夏、ガイドブックも持たずに初めて単独で四国へやってきた時の事。
昼飯時に、たまたまこのあたりを通りがかっていて、たまたまクルマを止めたのがこの店だった。
あの時、このあたりを通りがかっていて、ホントにシアワセだった。
最近、ホームページも作って、テイクアウトのうどんセットの販売も始めたようだ。
お土産に買って帰りたいところだが、あと3日間は家に帰れないでクルマで移動しなければならない事を考えて、テイクアウトは断念。
1年5ヶ月ぶりの権平うどんをたっぷりと味わった後は、引地インターから高速に乗って、いよ西条インターで降りる。
石鎚山ロープウェー乗り場まで、約170キロの移動。
いよ西条インターで降りたころに気づいていたのだ、実は。
さっきまで晴れていた空が、妙に白っぽくかすんでいるのに、、、、、
この先、まだリフトを乗り継ぐと、登山ルート(あるいは修行ルート)が開けているらしいのだが、これ以上上へ行っても展望が期待できないので、あっさりと引き返すことにする。
ワタクシがロープウェーで引き返そうとしていると、山上からたくさんの登山帰りの善男善女老若男女達が降りてきたので、帰りのロープウェーは満員。
そうそう、山上のロープウェー乗り場の待合室に、こんなのがあったぞ。
オブジェなのか、あるいは商品だったのか、、、、、、?
下界に降りる途中の川の様子。
水量が少ないのででっかい岩がゴロゴロしてるのが目立つ。
ナマケモノのワタクシに似合わず、起床が早かったので、西条駅前のホテルに早めに投宿。
どっかで晩飯にありつこうと、駅前を探検するが飲み屋以外の飲食店が見つからない。
「腹減ったぁ、、、、メシ、メシ、、、、」
と、心の中でブツクサ言いながら歩いていると、ごはんという看板が見えたような気がして、
「まさか、ご飯だけっちゅうことはあるまいな? おかずも作ってるだろう?」
と、近づくと、
ごはん屋さんではなくて、はんこ屋さんだった、、、、、
その後、気を取り直して歩いてみると、洋食屋さんに遭遇して、ハンバーグセットを注文。
ホテルの大浴場にのんびりつかって、西条の夜はふけていったのだ