6月19日、大原美術館を出るとすぐそこに美観地区とやらがある。
実は、20代半ばの頃、倉敷に一泊した事があって、
旅程を丸投げしておいた幹事役が決めたのは、何を思ったか倉敷アイビースクエアに泊まるという事。
オトコばかり6人のグループには、さほど似つかわしくなかったという思い出がある。
美観地区はその頃すでにここに存在していて、
当時、傾倒していた椎名誠がエッセイでこの辺りの風景を『ハリボテ』と表現していた(今風に言うとdisっていた)。
ワタクシが感じたのもそういうイメージだったが、今も継続して存在している事には理由があるのだろう。
路上で営業中の無人店舗、どこのどなたがやっているのかは知らないが、しかし、この商売はボロくないかい?
これは美術館内に張られた告知。
大瀧詠一、伊藤銀二、山下達郎の3人が集結したアルバム『ナイアガラトライアングル』収録の『パレード』がかかった。
達郎によると、シュガーベイブ時代にギター、ドラムス、ベースとヴォーカルで録音したものの未発表になっていた音源に他の楽器をオーバーダブしてこのアルバムに収録したもので、
この曲でベースを弾いているのは寺尾次郎らしい。
以前、寺尾次郎が亡くなった後、シュガーベイブのベーシストと題した記事で、
『この人がいた時期のシュガーベイブの音源は市場に出ていない(はずである)。』
などと浅はかにも、誤って断言してしまった事を反省している。
自分のi Tunes を探してみたが、『ナイアガラトライアングル vol2』はインストールしているものの、『パレード』収録の『vol1』の方はインストールしていない事に気づいて、これまた反省している。
18:30頃からPC前で待ち受けていた。
どんだけ殺到するだろうか、とビクビクしていたのだが、
チケぴには意外にすんなりと侵入できたので怪しんでいると、発売されたのは
『条件付チケット』
というやつだったので、引き返してきたのだ。
おそらく見切席というやつだろうが、一体どんな条件だったのだろうか?
ネタのためにそれを確かめたい気が無かったわけではないが、自らに人体実験を迫るはずがない。
WOWOWでの放映を待つしかないなぁ。
2019年6月19日
企画展はやってなかったけど、原田マハの小説に出てきたピカソの『鳥籠』を見ておきたくて大原美術館へ。
なるほど、この鳥は鳥籠の中にいるのか外にいるのかそれとももしかすると部屋の外にいるのか?
全てが違うかも知れず、全てが正しいのかも知れず。
エル・グレコ『受胎告知』は、前に大阪の国立国際美術館で見たのと同じ作品なのだろうか?
随分と小さい気がするが、大阪の『エル・グレコ展』には出展されてなくて、実はこの日が初めてだったのかも知れない。
展示室にやたらと私語のうるさい婆さん3人組がいた。
ヤツらは時間の余裕が無いらしく、少し我慢して歩速を緩めてたら先に出て行ったようで、ホッ。
悩みに悩んだ末に導入して、すっかり気に入っている有料バージョンのradikoエリアフリーをタイムフリーで探検していると、6月17日のMBS押尾コータローの番組に吉田次郎がゲストに出るとの噂が。
さらに、さっき、名古屋CBCのアナウンサーでありシンガーでもあるらしい6月9日の渡辺美香の番組にゲスト出演してたのを、聴衆期限ギリギリで辛うじて聴く事ができた。
という事は、いつも日本ツアーの時期にはラジオ出演してたのだろうか?
少しも気づかなかった。
元はというと、グッチ祐三と小柳トムがやってたFM番組にゲストで出た時に初めて演奏を聴いてしまったギタリストなのだ。
吉田次郎、もう少し色んな所に露出してもらえればなぁ、といつも思っている。
そのカワムラ氏が、突然、TV画面に現れたのはついこないだの事。
気まぐれに毎週録画しているMBSの深夜番組『+Music』に、NakamuraEmiという女性シンガーがゲストで出ていて、これはきっとあのカワムラ氏がプロデュースしてるらしいシンガーだろうと思って見てたら、その通りだった。
NakamuraEmiについてあれやこれやとグダグダやってる最中に、スタジオで1曲だけだが生唄ライヴが始まって、その場面でギターを弾いていたのがカワムラ氏だった。
残念なことに、カワムラ氏にマイクが向けられる事は無く、演奏シーンが終わると画面から消えてしまったのだが。
もう一度、オヌマ氏とカワムラ氏の共演ライヴを希望してやまないのだが。
14日の岩手公演からは当初のスケジュール通りに敢行されるという公式発表があった。
もしかしたら自分のスケジュールに影響するからどうしたこうしたという事ではなくて、
ホントに一安心した。
という事は、昨年、一昨年と難なく勝ち取っていたつもりだったのは勘違いだったのか?
ただいま絶賛ツアー中のTY氏に全滅した記憶が蘇ってくる。
吉田拓郎 / 大いなる人
あの娘に逢えたら
未来
カンパリソーダとフライドポテト
アン・ドゥ・トロワ(ばいばいキャンディーズ)
乱行
悲しい気持ちで
おいでよ
あなたを愛して
大いなる
歌にはならないけれど
1990年 フォーライフFLCF-29018
アナログ盤で77年にフォーライフレコードからリリースされ、このCD盤のリリースは90年。
『大いなる』1曲を除いて鈴木茂が編曲。
拓郎の中古CDは、少々高いなぁと感じても、プレミア価格でない限り(新品時より安いという意味)買ってしまうが、
アルバムによって、ワタクシの気持ちの入り方にムラがある。
『アン・ドゥ・トロワ』に『ばいばいキャンディーズ』とのサブタイトルを付けてセルフカバーしているが、キャンディーズが解散した(あるいは解散を発表した)のが、この時期だったはずだ。
当時の深夜ラジオのゲストにキャンディーズか来た時には、ホントに嬉しそうだったぞ、拓郎。
また、6月10日宇都宮公演開催の可否については、8日に告知、
さらに、6月14日以降の公演については現時点では開催の予定だが、変更などあれば告知されるという。
達郎バンドにはワンアンドオンリーなミュージシャンが揃っているわけで、スケジュールがどうとかではなく、難波弘之氏の快癒を待とう。
最近買ったアルバム。
MUTE BEAT / LIVE
89年リリースのライヴ盤。
MUTE BEATのアルバムは3枚だけ持っているが、なぜか全てブックオフ経由なのだ。
だからなのか、このアルバムも湖国のブックオフで発見。
去年の祝・春一番に行った時のワンシーンを思い出した。
3日間のプログラムの何日目かだったかは忘れてしまったが、緑地公園駅に向かう帰り道の事だった。
前を歩いている女性が肩から下げているトートバッグに、大きなサイズのフォントで『MUTE BEAT』のロゴが入っていた。(大きなフォントだから気づいたとも言えるが)
このバンドでベースを弾いてた人の奥さんがハルイチに出ていたので、その関係者だったんだろうか?
そのバッグが本物の『MUTE BEAT』のツアーグッズだったのか、全く偶然に縁もゆかりも無いブランド名なのか、はたまた製作者が適当にデザインした単語をこの日に目にしただけなのだろうか?
収録曲
メトロ~ランドスケープ
スーパー・ウーファー・ダブ
ライト・アンド・シェイド
線路は続くよどこまでも
ティア・アップ
フォー・コーナーズ
ビート・アウェイ
ファンカ・ダブ
マーチ
ハット・ダンス
テーマ・フロム・ア・サマー・プレイス
ダブズ・ダブ