Eテレでやってた星野源の『おんがくこうろん』という番組は初回から欠かさず留守録して全て観た。
テーマとして取り上げられる人物や楽曲に、どうにも興味を持てないので困ってしまってワンワンワワン、ワンワンワワン(子猫ちゃんが迷子になったという歌からの引用ですが、すみません、もうやりません、、、、)
ワタクシとしては、番組そのものはとても興味深くて観たくて観たくて仕方がないのに、いざ再生してみると取り上げられている中身に興味が持てない、という変てこな結果に陥ってひたすら狼狽してしまった。
いや、番組は面白いのだよ、
例えば、
ゲストで登場する「かいせついん」は妙に顔色の悪いパペット状の人ながら実在の人物で、その本人が声を担当しているらしい。
そしてその顔色の悪い「かいせついん」がターンテーブルのレコードをかける時に、なぜか必ず「よいしょっ」と掛け声を出す。
そのレコードを交換した様子もないのに、次の曲をかける時もまたまた「よいしょっ」と声を出しながら針を落とす、、、、
だとか、
星野源の隣にいるアナウンサーは、ブラタモリの中でピアノの実演を聴かせてしまう、実はハイレベルの音楽教養を備えている。
だとか、
そんな事を考えながら4週連続で2シーズンオンエアされた中、通算7回目にしてようやく興味を持てるテーマに出くわしたと思わせたのが、ジョン・ケージ。
筒井康隆だか山下洋輔だかの文章で、ずいぶん以前からこの人の事は知ってはいたのだが、詳しく知る機会は無かったのを、少しばかり知ることがができた。
その翌週、通算8回目ではあのTR-808が登場した。
このマシンの事も何年か前まで全く知らなかったのだが、いつぞや斉藤和義がWOWOWで紹介してたので、興味は持っていた。
マイケルのビリー・ジーンとかでも鳴ってた打ち込みドラムの音だという。
YMOはもちろん、洋邦問わずたくさんのミュージシャンやアレンジャーやプロデューサー達に使いこなされてきたのだと言う。
でも、このハンドクラップやスネアやバスドラの音は好きにはなれないと断言しかけたら、ユーミンの楽曲中でも使われたらしいと聞いてから、
これは自分のセンスが足りないのだな、
と思い知った。
どうすれば良いのだろう、ワタクシは?
WOWOW留守録。
明るいエピソードばかりとは限らないのに、好きじゃない、イヤ、嫌いな役者も出てるのにどうしてだかなんか面白い。
基本はコメディなのか?
ほとんど最後のシーンにちょこっと出て来た竹原ピストル。
こいつが、実はどうも一番重要な登場人物ではないかと感じた。
本当にちょこっとなのに、なんか重量感ある事甚だしい。
他の映画で全く善良で真っ直ぐな人を演じたとしても、どっかに悪が潜むことを隠し切れない。
そんな事考えてたらついついウィキに寄り道。
2020年に福島県で放送されたドラマが元らしく、翌年には読売テレビでもやったらしい。
だから映画タイトルに耳馴染みがあるのか?
ドラマでは、その竹原ピストルの出番が多いみたいで、
映画の方はドラマの前日談らしい。
何よりもこの朝日座という映画館は、実在するというではないか。
こうなればドラマも観たいと渇望する。
どうやら連続ドラマではなくて単発らしいが、今からでも良いからどっかでやってくれないだろうか?
それが無料チャンネルならなおよろしい。
たまには、日本映画も面白い時もあるのだ。
同じ名前(漢字は違うが)、ウッカリ高山市の旭座に紛れ込んでしまった2006年を思い出してしまった。
ワタクシんちでは時々、玄関錠を開けようとキーを差し込んでガチャッと回すとシリンダーの動きが悪い時がある。
何回かガチャガチャ回していると症状が治るように感じるのだが、これが悪化して開閉不能な段階まで固まってしまうと大変なので不安に駆られる。
そんな時、ついつい手軽にCRCスプレーを鍵穴に吹き込んで対処してきた。
CRCを吹き込んでみると、ほんの少しだが、軽くなったような気がするので、効果があるものと頭から信じこんで使っていた。
CRCとは何にでも使える万能の潤滑スプレーだと信じて使っていたのだが、最近知ったネット知識によると、どうやらこいつは鍵穴には使ってはいけないらしい。
いやいや、使わない方が良いのではなくて、絶対に使ってはいけないと断言する記事もあった。
しかし、今さらそんなことを言われたって、困るのだよ。
ワタクシは、これまで何回、いや何十回、鍵穴にCRCを吹き込んできたのだろうか?
最悪の場合、玄関ドア錠を分解洗浄するハメになって、かなりの出費を強いられるらしい。
そうなる前に何か打つ手があるのではなかろうか?
と、ググった結果、 急いで鍵穴に使えるという触れ込みの潤滑スプレーを探し出してポチった。
昨日、届いた。
どうか、何度もCRCを使っていた悪影響が残りませんように、
どうか鎖錠解錠不能になりませんように、
まさか、分解洗浄するハメになりませんように、
その上、まさかまさか、シリンダーキーを丸ごと交換する羽目になりませんように。
と祈る気持ちで、ごまかしごまかし使ってやるぞ。
今朝ワタクシ宛に届いた年賀葉書ですが、
1枚だけ差出人名が無いのはどなたからですか?
心当たりの方、ご連絡ください。
その上、スマホアプリで見ると、たった今投稿したばかりのこの記事に、勝手に広告が出るのはどうしてでしょうか?
とアプリを閉じてSafariで見ても勝手に広告が出ているのですけど、
PCを起動して確かめるヒマが無いのですが、
何か?
WOWOW留守録
98年2月17日に行われた長野オリンピックスキージャンプ団体戦。
この日が休みだったワタクシはTV観戦していたのだが、1本目が終わった後、これはもう期待できないだろうと思い、花粉症の薬を処方してもらうため近所の耳鼻科(ほんの500mくらい)まで原チャリで行って点眼薬と点鼻薬をもらって帰って来た。
TVを点けてみたら、とっくに終わっているはずの競技が一本目終了直後に気象状況悪化のために中断していたようで、ジャンプ台の安全確認のためとかでたくさんのテストジャンパーたちが次々と連なるように飛んでいる最中だった。
あの中断中にテストジャンプが行われた意味は、この映画を見る前にどっかの記事で読んでいたし、原田選手が身に付けたアンダーシャツやグローブにも触れられていたので、とっくに知っていたのだが。
ワタクシの居住地は滅多な事で積雪を見ないので、当時は判断できなかったが、あの日の長野は雪が降るというよりも、どう見ても吹雪だった。
あのテストジャンプ中断があったおかげで、外出後に2本目を全部観れたし、あの原田の泣き虫インタビューもリアルタイムで見ていた。
そして、TVの音を聞きながら台所でゴソゴソやっていた母親が泣いてた。
母親はその翌年の99年2月13日に脳出血を発症し療養生活を送った後、2003年11月に逝ってしまった。