吉田次郎秋のライヴツアーの話の続きだが。
『帰ってきたサスケ』という、吉田次郎のニューアルバムについて。
このアルバムは、田中正史という作曲家の作品を扱ったもので、この人は、TVアニメやドラマのテーマ曲をたくさん書いてきたのだそうだ。
収録されている曲は、『帰ってきたサスケ』(忍者もののアニメ『サスケ』のテーマをアレンジ)や、『黄金バット』(当然知ってる)、『妖怪人間』(もちろん知ってる、ベム、ベラ、ベロ)や、NHKの朝の連ドラ『うず潮』(タイトルには記憶がある)、『花車』(これは記憶に無いが、原曲では辻久子女史がバイオリンを弾いていたらしい)、『虹を織る』(記憶にある)のテーマ曲など。
『サスケ』と『黄金バット』と『妖怪人間』のテーマ曲を作った人が同一人物とは全く知らなかったし、その人がまたNHKの連ドラのテーマ曲を手がけた人でもあったとは思いもよらなかった。
このCDは、ジャケット面のデザインが凝りに凝っている。
昔のレコードの盤面そのもののデザインに仕上げていて、レコード針を落とす溝らしき細工まで施されている。
もちろん、このレーベル面にレコード針を落としても音は出ない。
CDは、レーベル面の裏側の虹色に光っている部分に音データを記録しているから。
先月の吉田次郎ライヴ終演後、このCDのジャケットに吉田次郎さん(まだ、呼び捨て主義は解除中)本人にサインしてもらいながら話しているうちに、この夜の共演メンバーである、ベーシストのMr.CARL CARTERとドラマーのMr.LIONEL CORDEWの二人が、次郎さんの隣のテーブルに着いたので、お二人にもサインしてもらう事にした。
まず、ベーシストのMr.CARL CARTERがサインしてくれて、握手してくれそうになったのだが、その瞬間、ワタクシの横から女性客が「ハ~イ、カーター」と、Mr.CARL CARTERに呼びかけると、お互いに名前を呼び合いhugし始めたので、握手は省略。
続いて、ドラマーのMr.LIONEL CORDEWがサインしてくれて、こちらはジャマが入らずに握手してもらえた。
プロのドラマーとしての最初の仕事がカーネギーホールのステージだったというMr.LIONEL CORDEWの右手のひらは、ゴツゴツとタコだらけだった。
う~ん、これがニューヨークの一流ドラマーの手のひらか、、、、、
このアルバムのレコーディングには、Mr.LIONEL CORDEWは参加していない、、、、、、、というのは、気にしないでおこうと思う。