生まれて初めてのナマ山弦ですっかり満腹になったので、翌日は天王寺へ。
天王寺駅を背にして歩くと、すぐそこに天王寺公園がある。
もうずっと前に天王寺博覧会とかいうのがあって、その時にこの辺一帯が整備されたはずで。
まだおチビさんだった頃、小学校のバス遠足だったと思うが、整備される前の天王寺動物園には行った記憶があるものの、新装成ってからやって来たのは初めてだ。
そういえば、最近は、天王寺を素通りしてばかりだから。
今をときめく『さよなライオン』の前で集合して遠足に出かけるのも良し、
『ごちそうシマウマ』(そんなのはACのCMには出てないか、、、、、)の前で、背後に見えるハリボテの大阪城を眺めるのも良し。
公園を散策してほどなくすると、大阪市立美術館に着く。
ワタクシのように歌川国芳という名は知らなくても、中に入ると見覚えのある浮世絵がたくさんあった。
とにかくこの歌川国芳展は、驚くほどの大盛況で、展示されている作品数も多いのだろう、のんびり鑑賞しながら歩いている前の人達に続いて歩いていくのがもどかしくなったので、
列から離れて、他の人達の頭越しに解説文と展示作品を眺めて過ごした。
決してワタクシがせっかちなわけではなく、この日の鑑賞客達の歩行ペースがのんびりし過ぎていたのだ。
¥2,500と結構なお値段だし、手にするとずっしりと重たいのでどうしようかと悩んだ末に、ミュージアムショップで図録をテイクアウト。
こうやって図録を買っても、家に帰ってから入念に図録を開く可能性はさほど高くないとは予想しつつ。
この次、天王寺に来たら、動物園に行ってみよう。