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だらだらぼちぼち

桑名正博1990年12月のライヴ

2012年12月06日 13時18分33秒 | 映画とかTV

アヤシゲな美容師どもが所有していた買い手のつかないアパートから不思議なほどに都合よく出火して、ワタクシの家が類焼してしまい、焼け出されてから4年半以上が経過した。
以来、いつか年金生活に入った暁には焼け残ったのをDVD化しようと、けっこう大量の焼け残りVHSテープを大事に保管していた。
もちろんテープのほとんどは、TVで放映された音楽番組である。

過日、桑名正博が亡くなったニュースを知った時、思い出したのだ。

随分昔に、桑名正博の深夜に放映されたライヴ番組を録画したテープも、保管している段ボール箱の中にきっとあるはずだと。
今日になって、ついに、いても立ってもいられなくなった。
狭い我が家のこじんまりとした押入れをガサゴソ捜索してみたら、あった、あった、やはりあった。

『桑名正博 バック トゥ OSAKA』とタイトルされて、1990年12月某日の深夜、2時間近くにわたり朝日放送で放映された桑名正博ライヴのテープが。
収録された場所がライヴハウスなのかそれともライヴハウスに見せかけたスタジオなのかが良くわからないのだが、お客さんを入れてのライヴだ。
さすが桑名正博である、お客さんのほとんどがうら若きお姉さんばかりで、今のお姉さん達とはヘアーもメイクも随分と違う。

番組冒頭の説明によると、この1990年頃は、桑名正博が東京から大阪に戻ってきた直後らしい。
妹の桑名晴子はもちろん、元ファニー・カンパニーのメンバー達や、ブルースハープの妹尾隆一郎や、ピアノには小島良喜やら、原田芳雄の息子やらに囲まれて和やかにライヴを繰り広げている。
和やか過ぎて、名曲『月の明かり』では途中で歌詞を間違えてしまい、そのまんま最後まで唄っている。
どうせなら、間違えた曲を撮り直し欲しかったのに。
録画モードが3倍モードのVHSテープなので、今のTVのデカイ画面で見ると画質の悪さが目立つのだが、それにしても皆若い。
倒れた直後に流されていたTV画面では、真っ白い髪の毛(染めてたの?)の最近の演奏シーンだったが、このテープでは髪は黒々としている。
さっそく、ビデオデッキからHDDレコーダーにコピーを済ませて、さらにこれからDVDに焼こうとしているのだ。