ここで、ワタクシがなぜ今年5月に四国を走行していたのかという理由をおさらいしておくと、
かれこれ6年前の2009年9月25日、四国カルストを目指した。
あいにく、四国に上陸したときから曇り気味の空模様だったが、現地へ行けば何とかなるものと信じて走行した。
だが、四国カルストの入り口である天狗荘にようやくたどり着くと、そこは一面の霧に覆われた幻想的な世界だった。
つまり、霧のために景色も何にも見えなかったのだ。
これがその時の情景。
なんたる悲劇、
それも絵に描いたような悲劇、、、、、、、
もっと天気の良い日に行けば良いのに、、、、という世間の声が耳に入らないわけではないけど、
何年経ってもあん時の悔しさを忘れることはできなくて、
かといって1泊の旅程で行けるところでもなく、
悶々しているうちにようやく、その機会がやってきた、といったわけである。
そこで話を戻して、今年の5月21日、
高速を降りて天狗高原に向かうべく津野町あたりを走行していると、途中何箇所か立ち寄ってみたい(つまりネタになりそうな)スポットが目に入ったのだが、あくまでも目的地は天狗高原なので、帰り道に時間があれば立ち寄ろうとパスしつつ、風車の駅というスポットに遭遇した。
ちょうど昼食休憩の頃だったので、11:47、寄り道した。
駐車場を守るように横たわるやたらと横長の白っぽい物体は、風力発電の風車のプロペラらしい。
地元人らしい人達が、次々にやってくる。
意外と評判の良い食堂なのかも知れない、と感じながらも、手持ちのメロンパンの賞味期限が迫っていたのでメロンパンと缶コーヒーでの昼食になってしまった。
周りを見渡すと、ワタクシの居住地周辺とよく似た風景が広がっている。
天狗高原まであと少し、案内地図で確認する。