2019年5月4日(土)、高槻ジャズストリート2日目。
11時前に高槻駅改札を出ると、駅ビルの出口辺りに女性ばかりのグループが集合していた。
その中にどっかで見覚えのある後ろ姿の人がいて、あれは確か、3月の東京大和田さくらホールの綾戸智恵ライヴでもお見かけしたし、随分前だが大阪フェスでの綾戸智恵ライヴの時にピアノを弾いていたAnointed Mass Choirのリーダーの方であろうと思い、さらにグループの中に綾戸智恵20周年ライヴのTシャツを着た人がいて、間違いなくクワイヤーのメンバーだと断定した。
この日に出演予定なのは承知していたが、ワタクシの行動予定範囲からは少し遠い場所なのでライヴへの参加は断念する事を申し訳ないと思いつつ、忘れずに8月の梅田芸術劇場ライヴのチケットを手に入れるべしと心に誓って、高槻現代劇場に向かう。
11:07、高槻現代劇場では既に開場待ちの列が伸びているので案内担当ボランティアらしき人に尋ねてみると、これは大ホールの列だと判明。
ワタクシが目指す中ホールの方向を教えてもらって、中ホールの開場待ちの列に参加する。
これくらいの人数なら、着席できそうだ。
この中ホールでは12時からの川島哲郎、
13時からは初めて目にする高木里代子トリオ、
14時からは、音源は随分前から聴かせてもらっているがお目にかかるのは初めてとなる中本マリ、と興味深いプログラムが続く。
15時過ぎ、高槻現代劇場中ホールのプログラムは夕刻まで中断となるので、いったん退出すると近くのお寺でもライヴをやっていた。
桃園小学校では16時から、バイオリニストNAOTOとギターデュオDEPAPEPEの共演。
ここではやはり空席が見つからないので、スタンディングのまま。
DEPAPEPEはお初で、どちらか片方がリードギター、もう片割れがリズムギターの分業制だと思い込んでいたが、リードとリズム担当を適宜に交代している事を発見。
中学校まで高槻にいたというNAOTOのMCやら、高槻出身の槇原ナンバーの演奏などをにこやかに30分だけ(次の予定が立て込んでいたのだ)楽しんだのだが、もう一度現代劇場方面に戻る。
中ホールでは、18時からJAPAN TAIWAN JAZZ AGENTS、
19時から、radikoではお馴染みのヴォーカリスト、ウィリアムス浩子、
20時から、大西順子セクステット。
ピアニストが良く見えるようにと思ってステージに向かって左側の席にいたのだが、一番お目当てにしてた大西順子の登場前にピアノが向かって右側に移動してしまった。
ピアノはステージ左側という固定観念を持ってはいけないという教訓を噛み締めつつ、トリの大西順子までじっくり聴かせてもらった。
夜の部の中ホールのプログラムは、期せずして初めましてのアーティストばかりとなったのだが、
これ、全て無料で良いんだろうか?
と、今でも気になって仕方がない。
何はともあれ、これだけの規模のイベントを基本的に無料で、21年も続けているという高槻ジャズストリートのスタッフの方々に感謝しつつ、来年も参加すべきとの思いが沸き上がってくるのだ。