この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『塀の中のジュリアス・シーザー』-イタリア・ローマ近郊、レビッビア刑務所の実在の重罪犯が演じる劇

2013-03-24 22:34:51 | 最近見た映画
 イタリア・ローマ近郊に実在する『レビッビア刑務所』で実際の重罪犯が劇を演じ、それを一般市民に公開されているという。しかし、実際に収監されている囚人が《本当の出来事として》劇を演じて、一般に公開しているなら、それなりの緊迫感や運営上の困難やトラブル、問題点がもっと伝わってきてもいいのに、そういったことがほとんど感じられなかった。 . . . 本文を読む
コメント

『仏果を得ず』-「文楽」に惚れ込んだ「舟を編む」の三浦しをんが書いた、人形浄瑠璃の世界の人間模様

2013-03-24 14:19:27 | 最近読んだ本・感想
                       【『仏果を得ず』 三浦しをん著 双葉文庫 2011年刊 】  「仏果を得ず」のタイトルは、この本の最終章【仮名手本忠臣蔵】の極めつけ【六段目・勘平の腹切り】から来ているが、最終章まで読んで、このタイトルの意味がようやくわかった。    原郷右衛門の  『思へば思へばこの金は、縞の財布の紫摩黄金。仏果を得よ』に対し、  瀕死の早野勘平が最後の力を振り . . . 本文を読む
コメント