
【2011年6月18日】 京都みなみ会館
ベルリン国際映画祭の金熊賞と国際批評家協会賞をダブル受賞した映画というので観に行った。
予告編を見る限り、もう少し内容の濃い、熱い話を期待していたが、もう1つ主題が理解しにくいというか、感性がちょっと違うというか、現代の日本の現状からは想像しにくいような気がした。
話の展開を思い出そうと思っても、はっきり覚えていない。ということは、主題が今の日本の問題意識と違っていて、訴えるところの印象が薄いということだろうか。
『ブンミおじさんの森』がカンヌ映画際のパルムドゥール賞をしたこともそうだが、最近の映画祭の審査基準というか価値観が、自分にはもう一つ理解できない。

「悲しみのミルク」-公式サイト