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最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『日本の悲劇』- 一億総中流は昔話- 今、日本を襲う悲劇を活写する

2013-10-06 09:31:59 | 最近見た映画


             【2013年9月29日】     京都みなみ会館


 同じ日に見たもう1本の映画『あの頃、君を追いかけた』とは、また対照的な作品である。


 カメラはほとんど固定され、基調はモノクロ画面だし、登場人物も4人だけである。



                   

 

 息子夫婦とその両親の4人暮らしの慎ましやかな家族。その家族に、次から次へと襲いかかる“悲劇”。息子のリストラ、嫁との離婚、母親の突然の死、そして父親の入院。

 映画は、これらの“悲劇”の襲ったあと、病院から戻った父子二人だけの居間のシーンから始まる。

 画面は動かない。





                  



 日本のどこにでもありそうな-今日が【平和であっても】、いつ悲劇が襲うかもしれない現実が-どこにでも現実にありうる家族の物語である。









     



     『日本の悲劇』-公式サイト







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