この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『あの頃、君を追いかけた』-誰にでもある青春の1ページ、共に過ごした仲間達と甘い思い出を溌剌と描く

2013-10-06 09:13:03 | 最近見た映画


          【2013年9月29日】   京都みなみ会館


 いわゆる、“青春もの”である。昔の思いでは、どこかキュンとくるし、大事にしておきたい。監督のそんな思いが伝わってくるようであるし、いくつになっても気持ちだけは若くありたいと思う。

  

                         


  舞台は台湾、時代は今から20年ほど前にさかのぼり1994年から10年間ほどの、監督自身の青春時代の体験をインターネット小説に書いたものを元に、自ら脚本とメガホンを取って作られた映画である。“日本文化“の影響も随所に見られ、地元台湾をはじめ香港でも大ブレークしたという。


 描写、表現は、劇画的だが、大きな違和感はない。それより、随所に散りばめられた何気ない“台詞”に共感してしまったりする。

 『男はいつも幼稚で大馬鹿だ』-(いつだって、男よりも女のほうが一足先に大人になるのが、この世の常。)-その通り。


                                                 


 『恋愛は成就するまでが、一番輝いているかもしれない。-一緒になったら、大切な何かを1つ1つ失っていくような・・・』-ある意味、真理かも!


            




 カメラも【特撮】を使ったりアングルにこだわったりして、非常に【漫画チック】な表現もあるのだが、見終わった感じは、なかなかロマンチックで懐かしく【甘酸っぱい】感傷を得られた。


                                   



 ちなみに、サブタイトル(それとも、原題?、いや英題である)で添えられていた

    You are The Apple of My Eye.

  とは、君は僕の『だ』あるいは、僕の『非常に大切なもの!』くらいの意味である。



   
                                                             


                     この最後のシーンは監督の『宝物』ではないのかな!





   『あの頃、君を追いかけた』-公式サイト








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