この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『御嶽山噴火』-2003年10月の御岳登山の記憶

2014-09-28 20:11:01 | 報道
                                【『毎日新聞』9/28朝刊1面より 】


               【2014年9月28日 記 】

 昨日の正午前、『木曽の御嶽山』が突然噴火した。静かだった山が突然爆発するなんて、びっくりだ。終末の土曜日、紅葉には少し早いかもしれないが、天気は快晴で多くの登山客でにぎわっていたかと思う。場合によっては、わたしもその場にいたかもしれないと思うと、ぞっとする。

  


 新聞を見ると、爆発したのは御嶽『剣ヶ峰』の南西側のいわゆる『地獄谷』という付近らしい。下の「爆発前後」の映像が生々しい。                        

       
                                   
                     【 噴火前後の『御嶽』剣ヶ峰頂上付近の映像-毎日新聞より 】


                   ○           ○           ○
          

 2003年の10月に『御嶽』に登った。当初、頂上まで登るつもりはなく、岐阜県側にある『濁河温泉』に宿泊予定だったが、お目当ての宿が取れずしかたなく長野県側に回ったのだが、朝日に輝く『御嶽』と快晴の空を見て、急にその気になった。



       

 
 【登山なんて、シンドイだけで敢えて行こうと思わない】という妻をなだめすかして、ちょっとそこまでのつもりが、3067mの『剣ヶ峰』頂上まで登ってしまった。妻は本格的登山はおろか、3000m以上の頂上に立つのも初めてである。



                      【『御嶽』は信仰の山である-遠くに「乗鞍岳」と「穂高連峰」を望む 】


 車で、『中ノ湯』の登山口まで行き、ロープウェイは使わず『黒沢口登山道』を7合目『行場山荘』を経て『女人堂』の前を通り、さらに『石室山荘』の横のガレ場を登り、『二の池』の見えるところまで来てしまった。

        
                

 そこからは風も強くゆきも10cmほど積もっていたので、頂上まで行くのはためらったが、『ここまで来たのだから』とあとどのくらいの距離かもわからず、上まで登ってしまった。もっと時間がかかると思ったが、『二の池』から30分ほどだったと思う。


        
             【頂上までもう一息、『剣ヶ峰』が見える】                           【 開田高原を遙か下に望む 】


                   ○           ○           ○
          

 紅葉にはちょっと早いにしても、快晴の週末の土曜日。自分があの頂上にいたとしてもおかしくない状況で、よそ事とはとても思えない状況でニュースに見入った。
まさかあの山が噴火するとは、驚きである。




      2003年10月の御岳登山
      





                

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