遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

冬帽子

2018-01-27 15:56:24 | 日記
平成30年1月27日(土)

冬帽子




寒気が居座り続ける日本列島。
早朝、寒さに打ち震え、悴む手を擦りつつ
部屋を暖めて新聞を手にします。
この地方(名古屋)の雪は止みましたが、、、
日本海側から北日本の豪雪地方では、屋根の雪
下ろしする間に間に、又積雪が追い打ちをかけ
懸命に作業される姿を連日ニュースで、、、。




一年で最も厳寒な時節、、、
昨年の冬から、外出の際には必ず冬帽子(毛糸)
を被る様になりました。
一度手にすると、帽子が無いと寒さに耐えられ
ぬ様です。
年々厳しくなる気象条件ばかりか、年の所為も
有るのでしょうか、、、。
周りを見ると、、、、、老いも若きも皆帽子を
被り、帽子の無い人の方が少ない様です。

帽子、マスク、手袋は外出の必需品


戦後間も無く、黒澤明監督の「生きる」という
映画が在りました。




主演の志村喬さんが公園のブランコに座り
「命短し」という歌を口ずさみながら、静に
息絶えて行く、、、何とも切ない映画です。
そんな頃、この主人公の様に男性は皆揃って
中折れ帽を被る事が流行して居ました。
私は幼い頃で、うすら覚えでしかありません。
この頃の映画では殆どのサラリーマンは、
この帽子を被っています。

今の時代、中折れ帽は殆ど見かけませんが、
(時に、紳士で名だたる麻生副総理がお召し)
今は毛糸の耳まで覆う冬帽子が大流行の様?







私も最初は照れ臭く、辺りが気になっていま
したが、今では世間にお構いなく寒さ対策の
必需品です。


今日の1句
デビューしてずつと居座る冬帽子   ヤギ爺