遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

天皇陛下在位三十年記念式典

2019-02-25 16:51:04 | 日記
平成31年2月25日(月)

天皇陛下在位30年記念式典

(中日新聞より)

2月24日(日)、東京国立劇場で、平成天皇の
在位30年を祝う式典が行われた。
式典には、三権の長、民間各界の代表、駐日外国大使
等が参列された。


安倍首相の「自然災害が多かった30年、常に被災者
に寄添われてこられた両陛下を、私達は決して忘れ
ません、、、」と式辞を述べる。

東日本大震災で被災した、内堀雅夫福島県知事と、
両陛下と海外の戦禍の地を訪れた川口順子元外務
大臣の国民代表の辞が続く、、、、。

この後、女優の波野久理子さんが、両陛下の「和歌」
の朗読をされる。




続いて、沖縄県巣出身の歌手三浦大知さんが、
両陛下が沖縄のハンセン病患者を見舞われた際の思い
を詠んだ「琉歌」に皇后様が曲を付けられた歌を、
独唱し、、感慨深げにこの歌を聴かれる、、、。

次に、ソプラノ歌手の鮫島由美子さんが、皇后陛下
が作曲された「おもひ子」を独唱される。

天皇陛下のお言葉がある、
「平成の30年間、日本は国民の平和を要求する強い


意思に支えられ、近現代に於いて初めて戦争を経験
せぬ時代を、、、、、。
世界は気候変動の周期に入り、我が国も多くの自然
災害に襲われました、、、、、。
災害の相次いだこの30年を通し、幸いにも被災の
地で多く悲しみに遭遇しながらも、けなげに耐え抜い
て来た人々、、、、、、、、、、。」


お言葉の途中、天皇陛下がお言葉に詰まると、直ぐ
お傍の皇后陛下が寄添う、、、、。
失礼ながら、とても仲睦まじく、仄々とした温もり
を感じました。


退席される両陛下

両陛下は常に国民に寄り添い、災害などの都度現地
に赴き、国民目線で被災者に話掛けられる、、、。
これは、つらく長い戦争体験を忘れる事なく、、
何時も、父(昭和天皇)の背中を見て過ごされて
来た、、この想いが何時も胸に在り、「象徴」と
して貫かれた様に思います、。



(写真はNHK報道番組より)

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