令和3年11月13日(土)
犬山城下町 1
娘夫婦と犬山城下町へ出かけた。
孫二人(高校3年男子、高校1年女子)は学校行事のため出校し、
我々(高齢夫婦)に誘いが在った。
娘宅(一宮市)からは意外と近く、木曽川沿いを車で30分程、
名古屋の自宅からだと1時間以上はかかる。
「国宝犬山城」は、天文6年(1537年)に織田信長の叔父
の信康が築城した現存する最古の天守と言われている。
木曽川沿いの小高い山頂に建てられ、累々の城主達が居城する。
明治4年(1871年)に廃城となり、天守を除き取壊された。
昭和10年(1935年)国宝に指定。
戦後昭和27年(1952年)再び国宝に指定される。
昭和40年(1965年)に解体補修を行い現在の姿になった。
犬山城山頂から麓の南側に下ると、「三光稲荷神社」がある。
赤い鳥居の連なる神社は古くより「三光寺さん」と呼ばれ、多く
の参拝者が訪れる。 「男女良縁」「家内円満」「夫婦和合」が
がご神徳とか、、、、、、、。
神社の前の信号を渡ると、南側に城下町が広がる。
古い家並みの続く「本町通り」を多くの人が散策している。
(緊急事態宣言が解除され、いづれもマスクをし散策)
本町通りに入り、直ぐ左手に「からくりミュージアム」が在る。
犬山祭りの山車からくりの人形制作で有名な「九代目玉家庄兵衛」
のからくり人形が展示され、人形の実演(人形が茶碗を運ぶ様子)
や人形の衣装の下の歯車の構造が説明される。(入館料300円)
館を出て南へ進むと「ガラス工房沙羅がある。ここはガラス工芸の
体験(グラス制作等、1時間30分程、2000円)が出来る。
暫く進むと、「旧磯部邸」が在る。江戸期の建築様式を持つ唯一
の町屋が現存している。
その先に「どんでん館」と言う白い建物がある。
毎年4月初めに行われる「犬山祭り」の山車が4輌展示される。
館内は犬山祭りを体験させる様、音と光りで祭りの一日を演出。
この「どんでん」とは、山車を180度回転させる事をいう。
館内では他に「町屋造り」を再現したコーナー等も在る(入館
料100円)
城下町を歩いていると、時折人力車が客を乗せ走り、食べ歩く
人も多く見かけ、、コロナから町が帰って来たのを実感する。
そうそう、この町には「犬山市観光俳句の投句箱」も在った。
次回は、城下町お食べ歩きを、、、、、
今日の1句
そぞろ行く小春日和の町屋かな ヤギ爺