遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

今川焼

2021-11-26 15:03:16 | 日記

令和3年11月26日(金)

今川焼 : 太鼓焼、大判焼

カミさん、早々と「お歳暮」を贈るためにデパートへ出かける。

年々早くなる冬支度、、、、デパートは早くも歳暮、お節等の

年の瀬用品の予約、クリスマス商戦等と華々しい、、。

新型コロナウイルス騒ぎもどうやら下火となったようで、忽ち

商売、商売、、、か。

それに踊らされる様に我々一般庶民、カミさん達の動きもとても

忙しそうである。  毎日よくもまあ、やる事があるものだ。

お昼の少し前に帰り来て、「御座候(今川焼)を買って来たヨ、」

この御座候はデパ地下に出店が在り、年中やっている、、、。

 

今川焼は本来、冬の食べ物である。

御座候:デパ地下店

小麦粉を溶いて円形の型に流し込み、餡を包んで焼いた菓子。

江戸時代、文化文政の頃に神田の今川橋周辺の小店で売り出し

たので、この名がついた。

桶狭間の合戦をもじって「忽ち焼ける今川焼」と囃したてた。

扱いも簡単で直ぐに焼けるところから、最も庶民階級に親しま

れた。

明治の「東京名物一覧」にも、当時の流行菓子としてあげられ、

同異種名称の類似品が各所に続出した。

太鼓焼、巴焼、義士焼、大判焼、それに御座候、、、、、

現に今川焼の名称が残るのが、いかに当時の人気商品であった

かが判る。

 

今日の1句

今川焼買ふて家路を急ぎ居り   ヤギ爺