令和5年1月15日
潮路初句会

日 時 : 令和5年1月14日、13時 ~
場 所 : 大手コミュニテイセンター
参加者 : 6名(欠席3名)
兼 題 : 1)初御空、2)弓始、3)当季雑詠
新年の初句会は例年、食事会を行い後に句会を行っていたが
新型コロナウイルス感染予防のため食事会中止(3年連続)、
句会のみ行った。
主宰の玲子先生より挨拶、
「皆様、明けましておめでとう御座います。 本年も宜しく
お願いいたします。
この潮路句会は昭和27年に始まり、今年は70年目になり
ます。残念ながらコロナの影響や参加者の高齢化に伴い、参
加者が少なくなりました。本日は6名の出席です。
月例会の他、毎月在る吟行、コミュニテイ・センター主催の
文化祭への参加等、皆さんの協力に感謝して居ります。
幸いにも潮路句会のメンバーは明るく、優しくて毎回出席す
るのが楽しいと参加者から報告を受けています。
諸先輩方のご尽力で今日が在るので、今後も継続していく
所存です。宜しくご協力ください。」と述べられました。
四望して一翳もなき初御空 玲 子

ゴール切り潤んで見ゆる初御空 美保子
ゆったりと白雲一朶初御空 輝 子
暁闇の山赤赤と初御空 ヤギ爺

息鎮め胸を反らせる弓始 玲 子

弓始苑の静寂を貫けり ヤギ爺
潮路抄
一畝の折れを違ふ根深かな 玲 子

小さき手に吹きかく母の息白し 美保子

竹爆ぜて撒きしどんどの日の柱 魚 青

山茶花の散り継ぐ先の浮見四阿 輝 子

白粥に色さす浅黄春隣 美智子

成人式美しき娘の親譲り ヤギ爺
