令和5年1月27日(金)
冬 芽 : 冬木の芽

春になり青々と萌え出す芽じゃ、たいてい秋のうちに
出来て寒さに耐えられるように、固い鱗片に覆われて
休眠越冬する。

これを「冬芽」、「冬木の芽」という。
常緑樹にもあるが、落葉樹の葉が落ち尽した枝の冬芽
は、殊に目立つ。
冬の温かい日に木の芽が萌え出しているのを見つける
と、心が和みやがて来る春の訪れが待ち遠しい。

寒波が去り一時の晴間を見て、名古屋港へ散策に出る。
今朝はあまり風もなく穏やかで、散歩日和、、、、
かと思いきや、埠頭公園の辺りはさすがに海に近く、
時折の風に常緑樹の葉が大きく揺れ、寒さを感じる。
枯芝の上には枯葉や小枝が散乱している。
落葉樹は多く、裸木の枝から色々な芽が顔を出す。

小楢の芽、

辛夷の芽、

橡の芽、

捧の芽、

木蓮、
「小楢」(こなら)、「辛夷」(こびし)、「橡」
(とち)、「捧」(ほう)、「木蓮」等々、、、
ポートビル前の桜並木はやっと芽吹き始めた。


梅もまだ蕾は固く、それでも日当たりの良い場所は

少しずつ開花し始めている、、、。

今日の1句
震へ居る吾逞しき冬木の芽 ヤギ爺