先日、歯の治療をした時に、
全身麻酔をするために(麻酔に耐えられる体力があるか調べるために)、
血液検査をしました。
その時、プリントされた表を見ながら、
お医者さんから、順に説明を受けました。
なんとなく歯切れの悪い言い方が気になっていたところ、
最後に「SDMA」の値を示されて、
「このSDMAは腎臓の機能を調べる値ですが、正常が0〜14のところ、
マーブルは14なので、要注意です。
来年の春くらいに、もう一度、血液検査をして、悪くなっているようだったら、
療法食にした方がいいですね」と、言われました。
このSDMAの意味がわからなくて、家に帰ってから調べてみました。
この検査は、2017年から始まった新しい検査方法で、
かなり初期の腎臓の機能低下も調べられる検査だそうです。
それまでは、血液検査では、BUN(尿素窒素)、Cre(クレアチニン)、
尿の検査では、尿比重(USG)、UPC(尿蛋白クレアチニン比)などで、
判定していたそうなのですが、
特に、クレアチニンは、腎臓からしか排出されないので、腎臓の特異的な指標になるため、
腎不全のステージ分類を行なっているそうです。
ただ、腎機能が75%喪失するまで上昇しないので、かなり悪化してから
発見されることがある。
それに比べて、SDMAは、40%(早ければ25%)喪失した時点で上昇してくるので、
早期発見ができるそうです。
ただし、検査結果にブレが大きいので、持続した高値が必要になり、
他の検査項目と組み合わせて評価することが必要だそうです。
なので、マーブルはSDMAが14ですけど、
イコール即「腎機能低下」とは判断できないのだと思います。
来年の春くらいに、もう一度、血液検査をしてもらって、
あとは、お医者さんと相談しながらサポートしていこうと思っています。
食べ物は、なるべく「高齢犬用」で「腎臓に優しいフード」を選んでいこうと思います。
手術後4日目のマーブル。
あれ以来、あまりご飯を食べなくて、ちょっと困っています。
食欲はあるのだけど、歯が痛いのかな?、それとも嗜好が変わったのかな、
今までガツガツ食べていたご飯をちょっと食べては休み、ちょっと食べては休み、
半分くらい食べたら、プイと食べるのをやめてしまいます。
食欲旺盛だったマーブルなので、ショックです。
今日は、大好きなマンゴーをあげたのに、プイとしました。
畑で採れたとうもろこしを茹でたので、それをあげたら、それはパクパク食べました。(ホッ)
食べてくれると安心します。
機嫌も良いから大丈夫だとは思うんだけど、
食べ残すなんて有り得ない食いしん坊なのに、どうしたんでしょう?
今日も、ワンのことばかりになってしまいました。
これから、高齢犬になっていくワンたちの話が増えるのだろうなぁ。
よろしくお付き合いいただけたら嬉しいです。