ようやく本日(6月2日)の午後あの「アベノマスク」が届いた。既にマスクは市中で誰でも買えるまでに普及している。ただ値段はコロナ騒動以前と比較すると、若干高めである。官房長官は「アベノマスクの配布は少し遅れたが、市中にマスクが出回るようになったという効果があった」と声高に言う。本当にそうなのだろうか?
アベノマスクの表面には住所は記載されていないが、差出人はしっかり「厚生労働省医政局経済課」と明記されている。
また表面には、「みなさまへ」とタイトルで次の文章が記載されていた。
みなさまには、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取組にご協力をいただていることに、感謝申し上げます。
感染拡大を防ぐために、これまでどおり、「3つの密」密閉、密集、密接を避けていただくとともに、「新しい生活様式」実践いただくようお願いします。その際、自分は感染者かもしれないとう意識をもっていただき、症状がない人でもマスクの着用をお願いします。
この度、一住所あたり2枚の布マスクを配布いたします。十分な量でないことは承知しておりますが、使い捨てでは無く、洗剤を使って洗うことで、再利用可能ですので、ご活用ください。
他に下部に「3つの密を避けましょう」の語句と共に、3密の絵が描かれていた。
裏面には「新しい生活様式」の実践例が書かれていた。
確かに評判通り、少し小さめのサイズであり、見た感じでは汚れ等の不具合は無かった。ただ届くのが如何にも遅すぎた。我が家では既に購入した「使い捨てマスク」が沢山あり、最早必要が無かった。
「アベノマスク配布」のために多額の税金が使われたが、費用効果はどうだったのか。その辺の検証も今後必要となるだろう。
このマスクが新型コロナの2波、3波の襲来時に是非役立って欲しいものである。
表面 裏面