1位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
2位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
3位 F.アロンソ フェラーリ
4位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
5位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
8位 S.ブエミ トロロッソ・フェラーリ
9位 N.ロズベルグ メルセデスGP
10位 J.アルゲルスアリ トロロッソ・フェラーリ
さて、ハンガリーGPです。雨絡みとなったレース、またも雨男のバトンが勝ちました。しっかし、バトン本当に雨に強いですね。以前制したカナダGPも雨絡みでした。そして、昨シーズンの中国GP、そしてオーストラリアGPとバトンが制したレースは全て雨絡みです。こうなると、「雨のバトン」という称号を与えてしまいたくなりますが………、それだけはあきまへん(何故か関西弁)。何故なら、「雨の中嶋」という大先輩がいるからです(爆)。1989年、雨のオーストラリアGPで日本人唯一のファステストラップを獲得した走りは今でも忘れられません。歴史に「もし」ということがあるとすれば、もし中嶋悟のデビュー時にパワーステアリングが開発されていたならば、成績も大きく違っていたでしょう。当時、中嶋悟は30代後半と年齢的にいっても体力がキツかったので、当時のマシンの重ステでかなり体力を消耗していたといいます。つまり、ステアリングの軽くなる雨の日にファステストラップを出したということは、マシンのコントロールテクニックはトップレベルだったことの証左と言えるでしょう。さて、話が横道に逸れてしまいましたが、バトンの話に戻ります。雨のレースは必然的に混戦になるので、先を見通す力が必要。つまり、頭を使った走りが要求されるということです。2009年、バトンはランキング独走から中盤戦に突如失速しライバルの猛追を受けますが、自分が何をすれば良いかを理解し、キッチリとタイトルを獲得。いかにこの能力に優れているかが判ろうというものですね。並のドライバーだったら、プレッシャーで脱落してしまうのがオチでしょう。さて、レースの方ですが、ポールポジションのベッテルはハーフウェットの路面に手こずり首位から転落。代わってハミルトンが首位に立ち、それにバトンが続きマクラーレンのワンツー体制が築かれます。しかし、先頭を走るハミルトンが単独スピンを喫し、バトンが先頭に踊り出ます。その後のバトンは、磐石な走りで首位をキープ。そのままチェッカーを受け、今シーズン2勝目を挙げました。さて、バトンですが来シーズン、フェラーリ移籍の噂があります。この噂の出所は判らないのですが、フェラーリ側はこれをキッパリ否定。前回もお伝えした通り、ハミルトンにもレッドブル移籍の噂があります。やはり、マクラーレンとしては来シーズンもハミルトンとバトンの磐石なラインナップで望みたいところなので、契約金の上乗せをするそうです。何だか、まんまと2人の思うツボの展開になっていますね(苦笑)。さて、今週の可夢偉です。予選は13番手、十分入賞圏内です。スタートを無難にこなし、順位を着実に上げていきます。そして、終盤雨が強くなり、チームからタイヤ交換の指示を受けますが、敢えてコースに留まることを選択。この選択は、路面が良くなっていくのが判っていたので、現在のタイヤのまま引っ張るのが得策と考えた為です。ラスト10周まで7位争いを繰り広げますが、タイヤが寿命を迎えてしまいます。みるみるタイムが落ちてしまい、やむなくピットイン。タイヤを履き替えるも後の祭、入賞圏外の11位でフィニッシュすることに。限界を超えると一気にタレるというピレリタイヤの特性が可夢偉の足を引っ張る形となりました。さて、ハンガリーGPを終えてF1サーカスは夏休みに入ることになります。タイトルを決めたベッテルはのんびり夏休みを………、えっ?まだ、タイトルは確定してないですって?いやぁ~、もう決まった様なものでしょう(爆)。残り8戦で80ポイント以上差があるのですから。加えて、ベッテルは1度タイトルを獲得しているのでプレッシャーはそれ程でも無い筈です。まあ、レッドブルの本拠地であるオーストリアGPでタイトルを決めてくれれば最高の形で………、って現在オーストリアGPは開催してませんから!まあ、かつてGPを開催していたA1リンクをレッドブルが改修したっていう話ですので、そう遠くない将来復活するのは確実なんですけどね。まあ、正直な話、ベッテルのタイトルの可能性はかなり高いと思っています。でも、マクラーレンやフェラーリが今後のタイトル争いを引っ掻き回してくれれば、と思っているのも事実です。フェラーリが最近調子を上げてきているのも好材料ですね。フェラーリがショボーンとしているF1なんか面白くないですから。やはりフェラーリはF1の顔だと思っていますので(もしくは生きた伝説)。さて、次戦は1ヶ月後のベルギーGP。F1カレンダーきっての難コース、スパのジェットコースターで後半戦の勝ち名乗りを挙げるのは一体誰でしょうか?
2位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
3位 F.アロンソ フェラーリ
4位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
5位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
8位 S.ブエミ トロロッソ・フェラーリ
9位 N.ロズベルグ メルセデスGP
10位 J.アルゲルスアリ トロロッソ・フェラーリ
さて、ハンガリーGPです。雨絡みとなったレース、またも雨男のバトンが勝ちました。しっかし、バトン本当に雨に強いですね。以前制したカナダGPも雨絡みでした。そして、昨シーズンの中国GP、そしてオーストラリアGPとバトンが制したレースは全て雨絡みです。こうなると、「雨のバトン」という称号を与えてしまいたくなりますが………、それだけはあきまへん(何故か関西弁)。何故なら、「雨の中嶋」という大先輩がいるからです(爆)。1989年、雨のオーストラリアGPで日本人唯一のファステストラップを獲得した走りは今でも忘れられません。歴史に「もし」ということがあるとすれば、もし中嶋悟のデビュー時にパワーステアリングが開発されていたならば、成績も大きく違っていたでしょう。当時、中嶋悟は30代後半と年齢的にいっても体力がキツかったので、当時のマシンの重ステでかなり体力を消耗していたといいます。つまり、ステアリングの軽くなる雨の日にファステストラップを出したということは、マシンのコントロールテクニックはトップレベルだったことの証左と言えるでしょう。さて、話が横道に逸れてしまいましたが、バトンの話に戻ります。雨のレースは必然的に混戦になるので、先を見通す力が必要。つまり、頭を使った走りが要求されるということです。2009年、バトンはランキング独走から中盤戦に突如失速しライバルの猛追を受けますが、自分が何をすれば良いかを理解し、キッチリとタイトルを獲得。いかにこの能力に優れているかが判ろうというものですね。並のドライバーだったら、プレッシャーで脱落してしまうのがオチでしょう。さて、レースの方ですが、ポールポジションのベッテルはハーフウェットの路面に手こずり首位から転落。代わってハミルトンが首位に立ち、それにバトンが続きマクラーレンのワンツー体制が築かれます。しかし、先頭を走るハミルトンが単独スピンを喫し、バトンが先頭に踊り出ます。その後のバトンは、磐石な走りで首位をキープ。そのままチェッカーを受け、今シーズン2勝目を挙げました。さて、バトンですが来シーズン、フェラーリ移籍の噂があります。この噂の出所は判らないのですが、フェラーリ側はこれをキッパリ否定。前回もお伝えした通り、ハミルトンにもレッドブル移籍の噂があります。やはり、マクラーレンとしては来シーズンもハミルトンとバトンの磐石なラインナップで望みたいところなので、契約金の上乗せをするそうです。何だか、まんまと2人の思うツボの展開になっていますね(苦笑)。さて、今週の可夢偉です。予選は13番手、十分入賞圏内です。スタートを無難にこなし、順位を着実に上げていきます。そして、終盤雨が強くなり、チームからタイヤ交換の指示を受けますが、敢えてコースに留まることを選択。この選択は、路面が良くなっていくのが判っていたので、現在のタイヤのまま引っ張るのが得策と考えた為です。ラスト10周まで7位争いを繰り広げますが、タイヤが寿命を迎えてしまいます。みるみるタイムが落ちてしまい、やむなくピットイン。タイヤを履き替えるも後の祭、入賞圏外の11位でフィニッシュすることに。限界を超えると一気にタレるというピレリタイヤの特性が可夢偉の足を引っ張る形となりました。さて、ハンガリーGPを終えてF1サーカスは夏休みに入ることになります。タイトルを決めたベッテルはのんびり夏休みを………、えっ?まだ、タイトルは確定してないですって?いやぁ~、もう決まった様なものでしょう(爆)。残り8戦で80ポイント以上差があるのですから。加えて、ベッテルは1度タイトルを獲得しているのでプレッシャーはそれ程でも無い筈です。まあ、レッドブルの本拠地であるオーストリアGPでタイトルを決めてくれれば最高の形で………、って現在オーストリアGPは開催してませんから!まあ、かつてGPを開催していたA1リンクをレッドブルが改修したっていう話ですので、そう遠くない将来復活するのは確実なんですけどね。まあ、正直な話、ベッテルのタイトルの可能性はかなり高いと思っています。でも、マクラーレンやフェラーリが今後のタイトル争いを引っ掻き回してくれれば、と思っているのも事実です。フェラーリが最近調子を上げてきているのも好材料ですね。フェラーリがショボーンとしているF1なんか面白くないですから。やはりフェラーリはF1の顔だと思っていますので(もしくは生きた伝説)。さて、次戦は1ヶ月後のベルギーGP。F1カレンダーきっての難コース、スパのジェットコースターで後半戦の勝ち名乗りを挙げるのは一体誰でしょうか?