田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

台風より強行採決が腹立たしい

2015-07-16 | 日々の暮し

〔寝ている。飯茶碗、飛ばされるぞ(画像クリックで拡大)

 昨日午後、衆院の特別委員会で集団的自衛権の行使容認などを目指す安保法制案が自民・公明による賛成多数で可決された。法案内容について、国民の理解が進んでいないと安倍首相も言わざるを得ない状況での強行採決だ。「安全保障上、絶対必要な法案だ。なので、理解が無くても日本のために私はやる」的発想は極めて危険である。

 そして、今日の午後。法案は衆院本会議で与党の賛成多数により可決された。これにより、参院が議決しなくても憲法の「60日ルール」により衆院の出席議員の3分の2で再可決すれば法案が成立する。9月14日以降にその適用が可能となるところ、会期が9月27日まで延長されていることから法案の今国会での成立は確実となった。何たること。

 戦後日本の不幸の転換点になった場合の責任者は誰か。主犯は自民党公明党であることを記憶にとどめておこう。早期の国政選挙を望みたい。
 それにしても公明党、コバンザメのように自民党にくっついて「与党」としての影響力を持っていることに一種の「狡さ」を感ずる。会社時代にもそんなタイプの管理者がいましたよ。

 台風11号、明日未明に当地に最接近とのこと。既に風が強まっている。午後に家や畑の飛びそうなものを始末した。
 が、台風以上に法案強行採決が腹立たしい!
 
 夕方、ハナ(女犬・11才)は風に毛をなびかせながら寝転んでいた。猛暑より楽なようだ。明日、未明に命より大事そうな「飯茶碗」が飛ばされていても知らんぞ!


〔強風で葉が裏返る(画像クリックで拡大)