
〔2局目。コンピュータは黒番〕
遂に囲碁も人工知能が勝った。
チェス、将棋に比して囲碁はルールがシンプルなので差す手の自由度が高いこと、盤の広さが大きいので人工知能が人間の頭脳を上回る結論を出すのは当分は困難と言われてきた。
ところがどうだ。
世界最強と言われる韓国の囲碁棋士とグーグルが開発する人工知能との5番勝負が韓国のホテルで行われ、人工知能が3連勝した(勝者が決まっても5番行われるとのこと)。
がっかり・・・。

〔ブロック塀のミカン(画像クリックで拡大)〕
人間の思考が一番という神話は崩れた。
一定のルールの下では蓄積されたデータと分析方法を経て論理的かつ無感情に結論を出す方が勝つということだ。
こうなれば人にしかできないこととはなんだろう。
不合理なこと、、、。
それとも芸術の世界。
やさしい心に基づく行為。
今、今日は人間が勝ったとのTVニュースが聞こえた。
ちょっとホッ。
5番勝負の勝者には数億の賞金がでるようだが、グーグルは寄付するようで納得。
それでこそ社会的企業である。