田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

慌ただしい田植の準備

2019-06-08 | 日々の暮し
 朝から数台のトラクターがエンジンの音を響かせて家の横を通り過ぎる。昼前には大きな田植機も通り過ぎた。溜池の水が出され各家の水田に水が入ったので兼業農家は土日の勝負と懸命になっている。だから大きな最新式の農機具で時間を省くことが至上命題でもある。

 「面積少ないのにその機械の経費回収できるのか?」
 「人手がないから仕方ない。しゃあない」
 「クボタ、ヤンマーなどを儲けさせるために田圃やってるみたいやないか」
 「どんどんいいのが出てくるし、時間は短縮したいし、経費はいるし・・・」

 会社員になっていても親から引き継いだものを守るのに必死なのだが、今の社会状況ではいずれ無理になる時がやってくるだろう。とにかく一番大事な担い手の確保に展望がない。


田に水が引かれて田植準備に大忙し(画像クリックで拡大)


苗もスタンバイ(画像クリックで拡大)

 今では草刈もハンマーナイフモア(というのか)でやっている。小生のように腰痛を騙しだまし刈払機で草を刈るのはもはや時代遅れなのだ。兼業農家には最新の機械は必須である。機械貧乏になるなあと思うが、実は!・・・大儲けしていたら・・・知恵者め、羨ましいぞ!・・・驕れ!

 田植が終われば真夏への風景となり、蝉が鳴けば完成です。