田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

あれからどれだけ豊かになれただろう

2021-02-04 | 日々の暮し
2日の朝刊に土門拳の写真集の広告があった。
使われている写真は教室で弁当を食べる筑豊炭田に暮す子たちだ。
弁当のない子はその間、雑誌を読んで過ごす。
遠くなる昭和のワンシーンだ。


▲1959年(昭和34)は62年前

それから62年、令和の時代。
国民はどれだけ豊かになれただろう。
様々な犯罪をみれば物質的にも精神的にもあまり豊かになっていそうにない。
便利な社会になっただけでないか。

昭和の団塊人としてはこういう写真に弱い。
考えさせられた。
土門拳なら現代をどう写すだろうか。