3日に福建省厦門でロシア、インド、ブラジル、南アフリカの新興5カ国首脳によるBRICS会議を開催したが、その直前に北朝鮮による核実験が強行された。10月の中国共産党全国代表大会を前に求心力を高めたい習近平国家主席にとっては、メンツを潰されたと言える。
中国は5月に北京で一帯一路の国際会議を開いた際にも北朝鮮に弾道ミサイルを発射されており、4月の米中首脳会談では習主席の目の前でトランプ大統領がシリア空爆を決行している。北朝鮮の一連の問題をめぐって、中国は顔に泥を塗られ続けているといえる。
北朝鮮による6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は4日午前10時(日本時間同午後11時)から緊急会合を開催する。
日米韓などは、挑発行為をエスカレートさせる北朝鮮に対し、迅速な制裁決議採択を目指す。核・ミサイル開発を放棄させるために最も有効となる石油禁輸が、追加の制裁項目に含まれるかどうかが最大の焦点となる。
中国は、石油禁輸には反対しており、果たして、どのような決議が採択されるだろうか? また、その効力はいかに?
9月9日は北朝鮮の建国記念日であり、これに合わせ、さらなる核実験、または、ミサイルの実験などが危惧されている。→こちらの報道など
こんな中、9月20日の新月の夜に、アメリカによる、北朝鮮爆撃の可能性がある報道まで飛び出してきた。→こちら
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星空を楽しんでいる場合でなさそうだ(*_*;
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