野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝で、3大会ぶり3回目の優勝を目指す日本はメキシコと対戦し、苦しい展開が続くも、誰ひとり諦めることなく終盤に攻勢を仕掛け、最後は、1点を追う9回に5番の村上宗隆選手のツーベースヒットで2人が返り6対5でサヨナラ勝ちした。
劇的サヨナラの前に数々、歓喜あふれる場面があった。
3点を先制された日本は、5回と6回に満塁のチャンスを作ったものの得点を奪えなかった。7回に2アウト一塁二塁として4番の吉田正尚選手がスリーランホームランを打って3対3の同点に追いた。
その時の映像:
決勝戦は、21日(日本時間22日)、同じくローンデポ・パークで行われ、野球日本代表「侍ジャパン」はアメリカ代表と対戦。
歴史に残る大熱戦の末、3-2のスコアで侍ジャパンが最強軍団・アメリカを破り、3大会ぶりの世界一に輝いた。
侍ジャパン先発の今永昇太(DeNA)は、2回1死で今大会絶好調だったターナーに先制ソロを被弾。それでも直後の攻撃で、村上宗隆(ヤクルト)がWBC初アーチとなる同点ソロを放ちすぐに試合を振り出しに戻した。
同点に追いついた打線はさらに、続く岡本和真(巨人)が右前打、源田壮亮(西武)が左前打でつなぎ、中村悠平(ヤクルト)は四球で出て満塁の好機をつくり、先発のケリーを降板に追い込んだ。
ヌートバー(米大リーグ・カージナルス)は2番手左腕ループのツーシームに詰まらされて一ゴロとなったが、その間に三走の岡本和真が生還。勝ち越しに成功した。
4回には岡本和真がソロを放ちリードを2点に広げた。 一発をこそ許したが先発の今永昇太が2回を1失点に抑えると、その後は強力な投手陣による継投で米国打線を封じた。2番手の戸郷翔征(巨人)は2回無失点。3番手以降は高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)、大勢(翁田 大勢)(巨人)がそれぞれ1回を無失点に抑えた。
2点リードの8回にはダルビッシュ(米大リーグ・パドレス)がマウンドへ。1死からソロ本塁打こそ許したが1回を投げ、リードを守った。
1点リードの9回には、「3番DH」で出場していた大谷翔平(米大リーグ・エンゼルス)が登板。先頭打者を四球で歩かせたが、続く打者を二ゴロ併殺に仕留めると、最後はエンゼルスの同僚でもあるトラウトから空振り三振を奪い最少リードを守り切った。→こちらの決勝戦詳細を参照
3大会ぶり3度目の世界一 おめでとうございます 。
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