やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

ウイグル騒動はテロ? 取締りが裏目?

2014-05-03 | 政治・経済
新疆ウイグル自治区には人口1963万人の内、ウイグル族は45%=約883万人住んでいるとある。←新疆ウイグル自治区 
大阪府の人口と同じである。面積は約880倍だ。漢族が41%=約800万人住んでいる。これは1950年代以来入植を増やした結果です。宗教も文化も違う異民族が住んで中に漢民族が大量に入ってきたわけです。

新疆ウイグル自治区ではロプノール核実験場の付近を中心に、1964年から46回の中国による核実験が行われており、放射能汚染による地域住民の健康状態や、農作物への被害が指摘されている。
日本の物理学者の高田純は同地域の調査をし、19万人が死亡しており、健康被害者は129万人と推計している。また、ウイグル人の医師は、中国政府はこの地域における放射能汚染や後遺症の存在を認めないどころか、海外の医療団体などの調査を立ち入ることも規制しており、すべてが隠蔽されていると訴えている。 ロプノールでの核実験は、総爆発出力20メガトン、広島の原爆の約1,250発分に相当するといわれる。

こんな中、一部ウイグル族が、反政府運動を唱えるのも道理があると言わざるを得ない。2001アメリカ同時多発テロ以来、ウイグル族の騒動をテロと呼び、取締りを強化している。←3月4日NHK

余りにも理不尽な締め付けが、民族間の溝を深めており、負の連鎖がおきており、裏目に出ていると思われる。
2009年の騒乱もウイグル族には理不尽な対応が発端である。

今後、更に過激化していくだろうと予想される!?

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