やまちゃん奮闘記

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曜変天目をめぐり、長江惣吉氏はテレビ東京に内容証明を送付し、3つの要求!

2017-02-11 | 歴史・文化

世界に3点しか現存しないと言われていた「曜変天目茶碗」が新たに見つかったとテレビ東京の番組で放送された問題で、プロの陶芸家から「紛い物」と異議を唱える声が出ていた。 

この茶碗は2016年12月20日放送のテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」に登場。古美術鑑定家の中島誠之助氏が「曜変天目茶碗」と鑑定。2500万円の評価額をつけた上で、「国宝になっていたかもしれない大名品」と称賛していた。⇐こちらのYOUTUBE

 曜変天目茶碗は、現在の福建省建陽市にあった建窯で作られたとされる。

 テレビ東京は、番組放送以来、多くのマスコミ、個人からの取材や質問に、「鑑定結果は番組独自の見解に基づくものです。また、番組の制作過程については従前よりお答えしておりません」と答えて対応を避け続けています。

 

 この問題をめぐり、番組に登場した茶碗は「曜変天目茶碗ではない」と訴える陶芸家の九代目長江惣吉氏が、テレ東に内容証明を送付して対し次の3つを要求した。➡THE HUFFINGTON POST

 

写真上段:問題の天目茶碗  

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陶芸家の長江氏は親子二代にわたって曜変天目の完全再現に挑戦している陶工。⇐THE HUFFINGTON POST

曜変とは、建盞の見込み、すなわち内側の黒い釉薬の上に大小の星と呼ばれる斑点(結晶体)が群れをなして浮かび、その周囲に暈天のように、瑠璃色あるいは虹色の光彩が取り巻いているものを言う。

 この茶碗の内側に光を当てるとその角度によって変化自在、七色の虹の輝きとなって跳ね返ってくる。これが曜変天目茶碗にそなわっていなければならない不可欠の条件である。➡こちらを参照

今回発見されたものには、このような斑点がないと言うのが主眼点のようだ。

 

ところで、「紛い物」とされた天目茶碗ですが、下記の中国で売られているものと似てません?➡ 詳細はこちら

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参考:

建窯‥ 天目茶碗 ➡こちらを参照

幻の名碗 曜変天目に挑む(長江惣吉)➡YOUTUBE(1時間20分)

 

  

 

 

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