いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

「グレイテスト・ショーマン」と「フォルトゥナの瞳」

2019年02月15日 | 映画

ポレポレ映画祭から「グレイテスト・ショーマン」。

スクリーン一杯にキレキレのダンスを繰り広げる。

物語は単純だが、歌とダンスで圧倒する。

いかにもアメリカらしい映画でそれなりに面白いなぁ、って思ったら、これ、実話が基になっているみたいだ。

ヒュー・ジャックマン演じる興行師PTバーナムも小人症の将軍も実在し、スウェーデンの歌手ジェニー・リンドとのアメリカ公演も、ヴィクトリア女王との面会も実際にあったこと。

この映画には、頭の固い評論家より普通の人に喜んでもらうことが究極のエンターテイメントだ、っていうメッセージが込められていて、

最後の「もっとも崇高な芸術は、人を幸せにすることだ」は本人の言葉なんだろう。重みがある。

素晴らしい

 

その前に時間が空いたので観たのが「フォルトゥナの瞳」。

去年小説を読んでいたので、最後はこうなるってわかっていたんだけど、わかっていても心が揺さぶられる。

小説にはない部分もすごくよくできていた。

決してネタバレを書いてはいけないが、「フォルトゥナの瞳とは何か」ぐらいは書いていいと思う。

フォルトゥナはローマ神話にある運命の女神で、人の運命を司ると言われている。

フォルトゥナの瞳は、間も無く死んでしまう人がわかってしまう眼のこと。

神木隆之介演じる主人公がその眼を持っていて、死んでしまう人の体が透けて見える。

 

ところで、私はフォルトゥナの瞳を持っている人を知っている。

昨秋、ある鍼灸院に行ったら、施術してくれた高齢の女性が、「こんなこと言っても信じてくれないでしょうし、気持ち悪いって言われるのがオチなんですが」と断った上で、

「私、死んでしまいそうな人がわかるんです。」

「あぁ、この人は今月の29日あたりに亡くなってしまうなと思ったら、本当にその日に亡くなったんです。」

「そんなことが何度かありました。」

と教えてくれた。

ちょうど「フォツトゥナの瞳」を読み終えた直後だったので「」と思ったが、本人が言うんだから間違いない。

「私の命はあとどれぐらいですか?」とは聞けなかったなぁ。

コメント
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