裏磐梯の諸橋近代美術館で「岡本太郎展」をやっている。
息子も俺も岡本さんの絵が好きなので家族で行ってみた。
岡本さんの言葉。
「あっ、すごい! という感動を起爆剤にする。
自分の内部に起こったこの炎のような衝動。
そして、よし、俺もという気持ちになれば、
完全にエネルギーがスパークする。」
「芸術は爆発だ!」ってこういうことなんだ。
抽象画なので、そこに何が書かれているかってのはわかりづらいが、はっきりした枠線、原色の多用は堂々としていて、見ているこっちにもエネルギーが伝わってくる(おかげで絵を見ていた息子は38度5分の熱が出てしまった)。
太陽の塔の内側がこんな風になっているなんて初めて知った。
迫力満点でありながら、どこかかわいい感じもある。
こう見えても俺は絵を描くのが好きで、自分でも絵の才能があると思っている。
よし、俺も芸術作品を生み出すために瞬間瞬間を爆発して生きることにするか。 家族は迷惑だろうな。