人は何のために生きるのだろう。
中村文昭さんのドキュメンタリー映画「何のために」を観た。
でも中村さんが主役ではない。彼に影響を受けた人たちが4人登場する。
その中でも印象的だったのが脳性麻痺のまりさん(肥川真理子さん)。
「耕せ・にっぽん!!」という所で、ニートや引きこもりの人たちに食事の賄いをしている。
「将来の目標は?」と聞かれて、言った言葉が「笑って死にたい」。
引きこもりの人達からの感謝の言葉が欲しいなどではなく。
隣で聞いていたまりさんのお姉さんが、ハッとした表情の後、思わず涙ぐんだ。
このシーンにはやられましたよ。
何のために生きるのか、その答えはここにあるのかもしれない。
それから、建設業を営む強面の氷室社長。
2年間習ったピアノを弾いた。
たどたどしいSummerだったが、これがまた何とも言えない。
今年も「菊次郎の夏」を観る季節になった。
映画「菊次郎の夏」劇場予告
そして俺もピアノをやってみようと思う。