いわき市の補助金を活用し、まちづくりのために役立てる事業がいくつかあります。
その事例発表がありました。
いわき街なかコンサート、泉ふれあいマルシェ、鎮魂太鼓、光と食の祭典、三和町活性化事業の5件です。
まちの活性化=イベント という感じで、全体的にイベントの発表という印象でした。
イベントを否定するわけではありません。残念に思ったのは、成果がどうだったのかということを明確に(定量化して)発表していなかったことです。これは講評で福迫先生も指摘されていました。
目標に対して達成度はどうだったのか、反省点と今後に向けての改善点はなんなのか、というのが無いため、自己満足で終わってしまった印象のものもありました。市の補助金を使うからにはきちんと検証すべきです。
そんな中、三和町の「いこいの学校長居小」は目標と成果が明確であり、スマホアプリも開発し、地域の交流に成果を上げている点で素晴らしいと思いました。
三和町永井地区は高齢化が進んでいます。そういう方を対象として「健康で楽しく暮らす」ことを目標に、旧永井小を活用して、健康フェアを開催したり、校庭でグランドゴルフをやったりしました。その結果交流が進み、好評を得ているとのことです。
高齢化はいたるところで進んでいるので、モデルとして参考になります。
私がよく釣りに行く場所なので、この春、お邪魔してみようと思います。