先月描いたアマビエ。
今日はたくさん描いた。
マスクに描いたら最高の力を発揮するはずだ。
明日からこれで行きます。
私が関わっている職場にも妖怪はいるから、日本全国にいると思う。
小学校1年生からこんな手紙をいただいた。
私を妖怪博士だと思ってくれているようで、いろいろな質問が左側に書いてある。
子どもの心に妖怪のようなものが存在するのも悪くはないと思っているので、丁寧に答えることにした。
なんつったって「妖怪検定初級」を持っているからね。
妖怪の魅力を普及させるためにがんばろ
正式には「境港妖怪検定」という。
調布まで受けに行った。
老若男女、小学生から60代ぐらいまで、200人近い受験生がいたのだった。男女の比率は半々。
境港市には失礼だが、こんな検定受けるのは変わり者ばかりだろうと思っていたのだが、
子供たちやその親さん、そしてOLと思われるうら若き女性もたくさんいたのだった。
俺の隣はたぶん女子高生で、鬼太郎の筆入れを持っていたから、根っからの妖怪好きなんだろう。
この検定のために、弱った頭に鞭打ちながら勉強した。
ノートに妖怪の特徴をまとめ、
参考書をそろえ(左上は子供の頃に買ったやつ)、
楽しみながら覚えようと、カルタや花札まで買った。
ひまなんだな、たぶん。
試験問題は持ち帰ることができなかったので公開できないが、記述式と選択式を取り混ぜた大変よくできた問題だった。
試験終了後、受験会場から1キロぐらい離れた調布市の商店街に行ったら、いろいろ妖怪がいた。
妖怪は人の心の闇から生まれたものである。不安なことを妖怪のせいにして、心のどこかで安心するということがある。
日本の妖怪はたくさんの種類があって、どれも憎めない存在だ。
これらを身近に感じながら生活することは楽しいことでもある。
ところでこの検定、何の役に立つんだろう?