いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

酔っ払いおやじ

2013年05月28日 | エッセイ

立川志獅丸さんの落語を聞きにいった。

居酒屋の2階。

食べながら飲みながら落語を聞くのは極楽である。

 

割と最近まで、小学校の運動会を見に行くのは楽しみだった。

ゴザを広げ、重箱には5月にふさわしいいろいろな食べ物を並べ、酒を酌み交わしつつ

食べて飲んで保護者の競技に出場し、フラフラになりながら汗をいっぱいかいて、

また酒を飲む。これが極楽であった。

しかし、今は子供が一生懸命競技しているのに、親が酒飲んでくだ巻いているのはけしからん、

というわけで酒飲みオヤジの楽しみが一つ無くなってしまったのである。

俺が小学生の時、運動会のお昼どきに自分の家族のところに行くと、近くの酔っ払いおやじが「こらぁ、もっとまじめに綱を引かんかい!」

とヘラヘラ言っていた。そういうおやじはいざ競技の時になると、「頑張れー!」って声援を送ってくれていた。

 

寄席と競馬場と野球場は、自由に飲んで食べて楽しめる数少ない場所である。

こういう文化は大切にしなきゃぁね。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年05月26日 | 競馬

武豊騎手は怪我をしてから、以前の半分ぐらいしか勝てなくなった。

勝てなくなったのは怪我のせいだけでなく、競馬界の重鎮、社台グループから干されたのが原因という話もある。

 

目立たなかったが、武さんは東日本大震災の時に、個人的に南相馬市に来て支援活動を行った。

武さんは震災後、避難所に行きたかったのだが、どこに何をしに行けばいいのかわからなかったそうである。

そんなとき、相馬野馬追が開催されると聞いて、「馬のことなら力になれるかもしれない」と思って、南相馬市の避難所に行き、市長にも会った。

避難所では大歓迎だったそうだ。

 

今日は日本ダービー。

武さんも出る。

競馬ファンが、80回という節目のダービーには、武さんが最もふさわしいと考えたのだろう。

実績No.1の馬は皐月賞を勝ったロゴタイプで間違いないが、実績ではやや劣る武さんの馬が一番人気になった。

そして勝った。

馬の名は「キズナ」。

俺は実績重視でロゴタイプの馬券を買い、屑になった。 それでもなんだかうれしいダービーだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺だってやれる・・・と思う

2013年05月24日 | エッセイ

標高531mの山に試しに登ったら足が重い。つらい。

自分より年上の女性が「お先に」と言って追い抜いて行く。

結局頂上までたどり着けなかった。

不摂生がたたって体重は86キロ。

歩くと股ずれが起こり、血圧も高い。

医師に「よく今まで心筋梗塞や脳溢血にならなかった」と言われた。

 

俺のことではない。

新聞等で話題になっているのでご存知の方も多いと思いが、三浦雄一郎さんのことである。

今の俺と状況は酷似している。しかし股ずれがないだけ俺の方がましだ。

冒頭の話は15年前、65歳の時のことである(毎日新聞の余録より)。

その後70歳、75歳、80歳のときにエベレスト登頂に成功するんだから、並みの人ではない。

三浦さんは心臓の不整脈で二度の手術を受けている。

俺も不整脈で、かつ心臓弁膜症と言われている。

 

来月、栃木県の茶臼岳(1915m)に行ってみることにした。

以前登ったときはロープウェーを使ったが、今回は使わない。

そして5年後にエベレストに行ってみることにした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドアーズ

2013年05月22日 | エッセイ

アメリカのロックは受け狙いが多くてあまり好きではないのだが、ドアーズとルー・リードは別。

ドアーズは1960年代後半に活躍したバンドである。以前「ジ・エンド」という曲は狂っている、と書いたことがある。

ドアーズの顔がヴォーカルのジム・モリソン(一番右)だとすれば、心臓はオルガンのレイ・マンザレク(右から二番目)。

ギターサウンド全盛期にオルガンをリード楽器にし、ベース奏者がいなかったので、オルガンが代わりを担った。

ハートに火をつけて」のマンザレクの演奏は躍動感に溢れていて印象的だ。

この当時はベトナム戦争に対する反発が大きく、彼らの曲は体制に反抗にする、ロックらしい刺激的なものだった。

そのマンザレクが一昨日、癌のため、74歳で扉の向こう側に行ってしまった。

さて、バーボンを飲みながら、ドアーズのCDを聴くとするか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつまでも青春

2013年05月19日 | エッセイ

卒業アルバムの寄せ書きに書いた言葉が、「いつまでも青春」。

 

10代の終わりから20代にかけて、心が白いキャンバスのようだった。

「小さな恋のメロディ」を観て、清純なトレーシー・ハイドにときめきを覚え、

「三国志」を読んで、悠久の時の流れにロマンを感じ、

ピンク・フロイドの「原子心母」を聴いて「なんだこれは!」と驚きを感じた。

 

しかし、年とともに心が灰色になってきた。

何を見ても何を聴いても、あの頃のような感動がない。

感動を求めて、昨日、水戸内原のイオンモールに行ったわけである。

 

映画は二本。

一本目は「アイアンマン3」。

正統派のハリウッド映画。中身はないが見た目は派手。

「胸の中のもやもやを吐き出そう!」というテーマは大変良い。

しかし観終わった後、胸の中のもやもやが消えるかどうかは微妙である。

 

それから、「藁の盾」。

孫を殺した犯人を殺せば10億円あげます、という設定そのものが突拍子もない。

しかしそれなりに楽しめた。藤原竜也はこういう役をやらせたら素晴らしい。

どっちも心の震えはなかったけどね。

 

CDは

・ベートーヴェン「交響曲第3番≪英雄≫・レオノーレ序曲第3番」(バーンスタイン指揮)

・ベートーヴェン「交響曲第4番・交響曲第5番≪運命≫」(バーンスタイン指揮)

・ウェザーリポートCD5枚組

・ZZトップ クレイテスト・ヒッツ

とジャンルはバラバラ。

 

小説は遠藤周作の「眠れぬ夜に読む本」。

眠れぬ夜に読む本 (光文社文庫)
 
光文社

 

先入観を持たず、真っ白な気持で聴き、読もうと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする