息子の住む金沢に来たので、車で1時間半で行ける高山市へ。
金沢も雅だがここも雅じゃのう。
古い町並みは落ち着くわ。
車の運転がなければ酒の試飲でほろ酔いになれるのだが、そうもいかない。
「古い町並み美術館山下清原画展」では山下清になり、
「高山昭和館」では子供の頃の世界に逆戻りした。
それにしても昔の車は愛嬌があったな。
少し色づいた木々を眺めたりしていたら、桜も咲いていた。
高山には「高山陣屋」とか「飛騨高山まちの博物館」、「飛騨高山美術館」、「匠館」など、まだまだ見たいところがたくさんあって、是非もう一度訪れたい。
飛騨牛、高山ラーメン、そして蕎麦も旨い。
川釣りもできそうだし、ここに引っ越そうかな。
昨夜いい気持ちで焼酎を飲んでいたらメールが届いた。
「カツベン」という映画に出てくださいという内容。
福島市に6時集合だから4時には出ないといけない。
切なる要望だから出るか、というわけで行ってきた。
着くなりメイクさんに「もみあげの辺り、短くしていいですか？」と聞かれたので、「いいですよ」って答えたら、メイクさんはバリカンで後頭部をザクザク切り始めた。
よもや、かりあげにする気ではあるまいな、という不安は一瞬にして現実になり、16歳以来のかりあげ君になった。
床屋代を節約したと思えばいいか。
撮影は7時間。
その間、私にとても似ている成田凌君が何度も同じシーンを演じ、竹中直人さんは冗談ばかり言って周りを笑わせたり、井上真央ちゃんが可愛かったり、いろいろ楽しめた。何より映画ってこうやって作るんだって事が少し分かって、大変いい経験になった。
エキストラも楽しいわ。
数ヶ月前に買ったAmazon Echo。
ようやく箱から出して繋いだ。
これはスマートスピーカーと言われるもので、話しかけるといろいろやってくれる。
音楽の再生、Amazonでの買い物、天気予報、上映中の映画を教えてくれるなど。
詳しくはここに書いてある。
「好きな妖怪は？」って聞いたら、「一反もめん」。
「好きな食べ物は？」には「炊き込みご飯」。
「早口言葉言って」「バスガス爆発」。
そして「ギャグを言って」って話しかけたら、わけわからんおやじギャクのようなものが返って来た。
こいつとはしばらく遊べそうだな。
叔父の一周忌。
叔父は牛久大仏のすぐ下に眠っている。
お城巡りが好きだった。
それもいわゆる名城ではなく、今は草むらになっているようなあまり有名でないお城。
私も三春の城址に行ったり、故郷の亀ヶ城址に行って「昔々、強者どもがここで戦ったりしたんだろうな」って思うとなんだかジワーッとくる。
お墓の前でお坊さんの話。
「1日に1回、ありがとうって言いましょう。それからありがとうって言われましょう。」
そうすると毎日を楽しく過ごせますよって。
「今日も明日もありがとう」ってそういうことだったのかもしれない。
ありがとう 水前寺清子
世界中の親が子どもに「あなたはそこにいるだけで価値がある」って言ったら、悩みを抱えて苦しむ子はいなくなるかも知れない。
不登校でもいいじゃない、これまで頑張ってきた自分を守ろうとしているんだ。
リストカットやOD（オーバードーズ、薬物の大量摂取）は死ぬためじゃなくて、生きたいための行動。
生きてるだけでいいんだよ。
こんな話でした。
今日は教育講演会「子どもに寄り添うことの大切さ」のスタッフとしてちょっとだけお手伝い。
講演をしていただいた岡田沙織さんは、壮絶な体験の持ち主。
両親の離婚、いじめ、ドラッグ、自殺未遂、DV、15歳で水商売、家出など・・・。
今の岡田さんは若者メンタルサポート協会理事長をされていて、外見はもちろん、内面もすごく輝いて見えました。
波乱万丈の体験でいっぱい傷ついたこともあったはず。だからこそ人に優しくなれるんだろうなぁ。
私もこうありたいと思う。
いい時間を過ごしました
ところで、カブトムシの蛹の中ってどうなってるか知ってました？
中身はドロドロらしいです。
幼虫の成分がドロドロになっているらしく、それが成虫の素になるようです。
10代の若者って蛹のようなもので、あれこれ刺激を加えても何もいい事は無い。
静かに見守るのがいいんだね。
 |
あなたは何も悪くない |
| 岡田沙織 | |
| サンマーク出版 |
