いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

夏はやっぱりこういうの

2020年08月29日 | 映画

「事故物件 恐い間取り」

私は事故物件は無理だな。

いやぁ、涼しくなりました。

 

でも家に帰ってきたらサウナ状態。

夜9時過ぎても30度。

やっぱエアコン買うか。

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「空が青いから白をえらんだのです」

2020年08月25日 | 

空が青いから白をえらんだのです

 

たったこれだけの「くも」という詩。

書いたのは奈良少年刑務所の少年。

少年のおかあさんは7年前に亡くなった。

おかあさんは病院で『つらいことがあったら、空を見て。そこにわたしがいるから』と少年に言った。そしてそれが最後の言葉になった。

おとうさんは、体の弱いお母さんをいつも殴っていたらしい。

「僕は小さかったから何もできなくて・・・」

という少年の言葉が切ない。

どんな罪を犯したか知らないが、幼少期の体験で感情を表に出すことができず、鬱屈したものが爆発してしまったのかと想像する。

 

少年は空に浮かぶ雲におかあさんを見たのだろう。

この少年に幸あれと思う。

 

 

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つぶらな瞳が忘れられない

2020年08月15日 | エッセイ

顔の大きさに対し、目が大きくてくりくりっとしてるんだよなぁ。

それがすごくかわいい。

店に入ると各々の写真が貼ってあって、どのこにしよう、と悩みに悩む。

初めての店だからドキドキだ。

おとなしくて優しそうなこがいいな、なんて考えながら一歩踏み込んだ。

寄り添って撫でてあげるとうっとりしたような顔になって私を見上げる。

抱きしめたくなる。

そして持ち帰りたくなる。

最高のひとときだった。

また行かなくてはなるまい。

 

(赤丸の中に私を見送ってくれたふくちゃんがいます)

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収集癖

2020年08月13日 | エッセイ

猪苗代中学校の同級生だったひとみさんから神獣べこが送られてきた。

 

仲間が増えてきた。

やばいぞ。どんどん集めたくなってくるではないか。

週末、会津に行って仲間を増やそうかな。

 

ところで、一緒にこんなものも送られてきた。

酒が進む。

 

中一の時、私が学級委員長で、ひとみさんは副委員長だったよね。

なんだかいろいろ思い出してきてエモい(<-使い方あってる?)。

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人生の阿保

2020年08月10日 | 

例によって人物相関図はぐちゃぐちゃ。

 

タイトルからすると太宰治のように人間の弱さ、切なさを書いたものかと思えばそうではなく、北杜夫のようにその弱さをユーモアで表したものでもない。

なんとこれが探偵小説(今で言う推理小説)。

だからネタは明かさない。

人間の内面やその時の社会情勢を盛り込んであり、一説によると松本清張に影響を与えたらしい。

 

途中、読者に対する挑戦状があったりする。

犯人はなんとなく予想できたが、暗号の解読はできなかった(つーか無理)。

 

昭和11年の作品なので旧仮名遣い、旧字体。誤字もあるし慣れるまでちょっと大変だが、案外すらすら読める。

 

序文の最後にこんなことが書いてある。

 

 作者はこの小説の表題を「人生の阿呆」と名付けた。この言葉は、正當な意味に於て、何を意味するのであろうか。「獄中推理」の章に於て、良吉が荐りにこのことを考へて、これには深い意味が無くてはならぬと言ふてゐる。正に然り、これには、深い意味がなくてはならぬ。作者が、最も愛して書いた、一人の女性が、その死の際に、この深い謎を、良吉と、そして、この物語を讀まるるなべての讀者の前に、投げかけてゐる。良吉は、これを様々の意味に介するのであるが、まだ、その自殺して果てたる女性の、眞の意味に迄は、到達して居らぬのであつた。

 良吉は、その書の結末に於ては、尚未だ正しく解き得なかつたが、然し、讀者諸君は、良吉に代わつて、それを解く可き、あらゆる鍵を與へられてゐるのである。

 作者は、この序文に於て、この謎を、掲げる。本書を読み終りたる讀者は、再び、かへつてこの序文を讀みかへし、その終らざる一生に隠された謎を、是非に解き給へとこそ願へ。

 

つまり、「タイトルには深い意味があるから、それがなんなのか、答えを見つけなさい」ということ。

還暦を過ぎてもまだまだ阿呆の私には重たい問いかけだなぁ。

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