息子と観た。
1000円で4本はありがたい。
ききがたり ときをためる暮らし (文春文庫) | |
つばた 英子、つばた しゅういち |
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文藝春秋 |
息子と観た。
1000円で4本はありがたい。
ききがたり ときをためる暮らし (文春文庫) | |
つばた 英子、つばた しゅういち |
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文藝春秋 |
年賀状に出そうと思って余ってしまったはがき。
何とかしようと、昨年2月から始めた新聞のクイズへの応募。
毎週出していたが、全国紙だからなかなか当たらない。
これが当たらなかったらもうやめようと思っていたら当たった
久しぶりに「やったーっ」って叫んでしまった。
息子の名前で出したのが良かったかな。
2000円の商品券を得るのにその2倍は郵便代として使っている。
でもボケ防止にいいからもうちょっと続けようと思う。
日本海側は昭和56年以来の大雪らしい。
その年、私は新潟の長岡市に住んでいた。
1時間もすると車の上に雪が積もって、大きな雪だるまのようになってしまったことを覚えている。
車道まで3mぐらいなのに、車を道路に出すまで半日がかり。
深夜2時頃、家の近くで動けなくなった車を助けたこともあった。
日本は広い。
いわき市の我が家付近にふきのとうが出た。
もう少し膨らんだら私の胃袋に収めてあげますね。
先週には梅も咲いた。
長岡にいた頃、雪の朝、雪かきは大変だったが、その後のビールは大変うまかった。
雪国の皆様、春はもうすぐです。
面と向かって「馬鹿」とか「アホ」なんてなかなか言えないものだが、ネットだとすぐに「馬鹿」発言をする人がいる。
10年前に出た「わしらは怪しい雑魚釣り隊」をようやく読んだ。
この本の中にも「ばか」という言葉が度々出てくるが、それは自分たちに向けて発していて、むしろ誇らしげに自らを「ばか親父集団」と称し、数々の伝説を作り上げている。
わしらは怪しい雑魚釣り隊 (新潮文庫) | |
椎名誠 | |
新潮社 |
椎名誠の本は、「人生ってこんな気楽でもいいんだな」といつも思わせてくれるが、この本もその例にもれない。
鯛だのヒラメだのが釣れると、「ばかやろう!ヒラメなんか釣りやがって、刺身にしかなんねえじゃねえか」と罵られ、ゴンズイだのヒイラギだのネンブツダイだの、軽んぜられて悲しい運命にある雑魚たちを中心に狙っているという時点でかなり怪しい。
しかし実に楽しそうなので、できれば仲間に入れていただきたい。
ここに出てくる親父たちもばかだが、読んだ私もばかだと思う。
先日NHKのニュースウォッチ9にみうらじゅんさんが出ていて、「Keep on ばか」であることの大切さを話していた。
みうらさんは駐車場の「空あり」の看板に般若心経の真髄を見出した。
「空」とは仏教の世界では実体のないものだが、それを「あり」というのは相当深い哲学が解かれているはずだと思ったらしい。
それ以来街の中の般若心経の文字、「般」「若」「波」「羅」などを見つけては写真を撮るようになった。
そのばかさ加減は産経新聞のこの記事にも詳しく書いてある。
今、みうらさんが集めたものが川崎市民ミュージアムに展示されている。
ばかなことをやり続けるのも実はカッコ良かったりする。
東儀秀樹、古澤巌、coba、この内の一人だけのコンサートでも行ったと思うが、3人揃ったらそりゃぁ行きますわ。
ライブはどれもいいが、涙が出るほど心が動くものはそうはない。
最近ではキリ・テ・カナワさんの歌声を聴いた時に震えるような感動を味わったが、それももう3年近く前。
今日のTFC55(東儀、古澤、coba、55の意味はわからない)ではその時以来の深い感動を覚えた。
この3人が街を歩いていたら、ニヒルなおやじと、にこにこしたおやじと、ややあぶないおやじなのだが、演奏するとすごい。
超絶なテクニックである。
前半最後の曲の前に東儀さんが、「この後の曲を演奏している間、自由に写真を撮っていいですよ。SNSにもどんどん載せてください」と粋なはからい。
前から2列目だったので、大きく撮ることができた。
ところで、私の前にいたおばちゃん達、じゃなくてご婦人方は、いわゆる追っかけというやつで、立ち上がって腰を振り、ノリノリで両手を大きく開いて拍手していた。
そのノリに私もつられ、「コバーーー!」なんて叫んでしまった。
ご婦人方は関西弁を話していたから、遠くから来てくれたんだな。
私の右隣のお年寄りは80歳を超えていたと思われ、東儀さんが「さぁみんな立って」って促した時に、よろよろと立ち上がり、周りのみんなとは全く違ったテンポで手拍子を打っていて、それを見ていた私も調子が狂ってしまった。
左隣のご婦人は私が、「巌〜」と言うと、その直後に「いわおー」と言い、私が「ありがとう!」と言うとすぐに「ありがとう」と言うコダマのような人だった。
周りの人を観察するのも面白い。