いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

「コクリコ坂から」

2011年07月31日 | エッセイ

万天で、マーラーメンを食べ、「コクリコ坂から」を観に行った。

マーラーメンはメニューに激辛って書いてあったが、そんなに辛くない。

昨年みそ吉で食べたつけ麺の方が辛い。

辛ければいいってもんじゃなく、旨味が無ければダメだと思うのだが、旨味も辛みも足りなかった。

 

そして「コクリコ坂から」

観る気は全くなかったのだが、息子がどうしても観たいというので渋々観た。

息子は高校生だが、まだおやじにつきあってくれる。近々、おやじと行動をともにすることを嫌がるだろうから、今は息子の言うことをきいておく。

 

映画の時代背景は昭和38年ぐらい。

当時の高校生が主役。

俺の高校時代はこの映画より10年ぐらい後の話だが、雰囲気は似ている。

振り返るといろんなやつがいた。

いろんなやつがいたが、体制に流されない力強さがあった。

成田空港建設に反対するために、学校を休んで闘争に出かけた人がいた。哲学について語り合う友もいた。一見ふざけたやつが、難しい書物を読んでいたりした。生きることの意味を真剣に考えていたやつがいた。

そんな若者の力強さを思い出させてくれた。

俺はおやじだから、「昔は良かった、それに比べて今の若い奴らは・・・」って叫ぶぞ。

 

過去を大切にするっていう事を訴えていたこと、朝鮮戦争に日本が関わっていたことを気づかせてくれることに好感が持てた。

そして何より、カルチェラタンを残すために一致団結して頑張ろうとする姿が、大震災後の今の日本の状況と重なって、何とも言われぬ感動がある。

途中、「ん?メロドラマか?」って感じの所もあったが、登場人物自らが「これじゃ安いメロドラマだ」って言ってたし、よけいな演出が無くズバッとストレートだったので、それはそれで良しとする。

 

息子に感想を聞いたら「うーん、普通」と答えたが、これは大人の映画である。

子どもにはわからんだろう。 俺はジブリの最高傑作だと思った。

監督の宮崎吾朗。「ゲド戦記」では世間の評価が得られなかったようだが、これで一歩前進か。

ただこれまでのジブリ作品とは、(当たり前だが)雰囲気を異にするので、人々の評価は分かれるだろうな。

声優の長澤まさみさん、岡田准一さん、竹下景子さん、石田ゆり子さん、風吹ジュンさん、内藤剛志さん、香川照之さん。全員上手い。

 

俺の息子の名は「そら」。弟ができたら「りく」、妹ができたら、「うみ」って付けようと思っていたので、登場人物の名前だけでなんか親しみが持てた。

そんなわけで、何十年かぶりにパンフレットを購入し、「コクリコ坂から」のノートも2冊買ってしまった。

 

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GReeeeN

2011年07月30日 | エッセイ

別にファンでもないし、曲もよく知らないのだが、GReeeeN主催の震災チャリティーTシャツを買った。

 

GReeeeNのメンバーのサインが添えてあった。

 

この人たち、福島で活躍してることだし。

 

Tシャツを送ってくれたのは沖縄の会社。

手書きのメッセージが添えてあって、

 

「おやぢ様・・・みなさまの頑張っている姿を沖縄からも見ています。そして感動しています。私たちも少しだけですが力になれるように頑張ります。本当にありがとうございました。」

 

って書いてあった。

お礼を言わなければならないのは、こっちなんだけどね。

感動していただけるように、精一杯頑張ろ。

 

GReeeeNの曲を聴きながらフィットネスクラブで汗を流した。

久々に健康的な1日だった。

 

小松左京氏が先日お亡くなりになられたので、氏を偲んでDVD「日本沈没」を観た(草薙君の方)。

前にテレビで見たことはあるが、震災後に改めて観ると胸に迫る。

常磐自動車道の大渋滞や主人公が会津出身になっているなど、物語がすごく身近な物に感じられた。

日本の国会議員が、この映画の國村隼(内閣官房長官)のような人でないことを心から祈る。

 

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病院で

2011年07月29日 | エッセイ

血糖、血圧が高いので近くの医院に行った。

そしたらバッタリいわき明星大のT教授と遭遇した。

 

おやぢ「あれ?どっか悪いんですか?」

T教授「いやぁ、通風と逆流性食道炎てやつですわ。年を取ると胃の括約筋が鈍くなってダメですわ。アハハハハ」

 

おやぢ「通風って、ビールとか飲んじゃダメなんですよね?」

T教授「薬飲んでからビール飲めばダイジョブですよ。副作用なんて関係ない関係ない。私は殻付きのピーナッツが好きで、中国産の1キロぐらいの袋を1日か2日で食べてしまってました。ウハハハハハハ。」

 

 

おやぢ「私はこの1ヵ月で体重が1キロ増えてしまいました(>_<)」

T教授「震災後の苦しいときに体重増えるなんて幸せなことじゃないですか!ハハハハハ」

 

 

そして、

T教授「薬ガバガバ飲んでりゃいいんですわ。それが長生きするコツです!!」

とおっしゃられました。

 

素晴らしいと思います。

私は元気と勇気を130ベクレルぐらい貰いました。

ありがとうございましたm<(..)>m。

 

 

 

 

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飲み過ぎ

2011年07月28日 | エッセイ

さて、昨夜は寧々家でコンカレ卒業生5人+教師3人、計8人で飲み会。

 

た○の(ケータン)・・・前いわきサンシャインガイドの美女

さやかさん・・・室井滋似の美女

ちひろさん・・・豊満な美女

708@班長・・・酒を飲まないのに最後までつきあい、送迎までしてくれるいいやつ

Notch・・・妄想に取り付かれた長身のナイスガイ

 

長T・・・ノリのいい先生

ヤマケン・・・付き合いのいい元先生

俺・・・メタボおやぢ

 

2次会のスナックでは何か歌ったな、確か。

 

こういう飲み会の翌朝は後悔するんだ。

「あー、俺はこんなに酒を愛しているのに、何故酒は俺をこんなに苦しめるんだ」って。

(これ、なぎら健壱の「東京酒場漂流記(ちくま文庫」からのパクリ。最近人の言葉を借りてばっかりだ!しかしこの本はとてつもなく面白い)

 

もう歳なんだから、いい加減にしないとな。

 

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ピンクのパンツ

2011年07月26日 | エッセイ

このタイトルを見て期待している輩には残念だが、期待にはそえない。

 

震災以降、初めてフィットネスクラブに行った。

5ヵ月ぶりぐらい。

そろそろダイエットも考えなければなるまい。

ダイエットなんて簡単だ。俺は今までに何回もダイエットをしている(すまん、マーク・トゥエインのパクリである)。

 

まず、フィットネスクラブ近くのラーメン屋で食欲を満たす。

これは「とんこつ屋」の塩ラーメン。ここで頼むときはいつも、「かため・少なめ・うすめ」。

このあと長時間運動すれば、これぐらいのカロリーは軽く消費できる。

 

そして、フィットネスクラブに入り、ロッカールームでの着替え。

そこで「あ!」

と思った。

 

そうだった。

今日は「あのパンツ」をはいて来たんだった。

 

これ、嫁が買って来たのだが、着替えるときに結構恥ずかしい。

周りに人がいないのを見計らって、パンツ一丁になり、運動用のショートパンツを履く、

 

はずが、「あれ!?」

 

運動用のショートパンツを持って来たと思ったのだが、持って来たのはよく似た色の下着のパンツだった。

ピンクのパンツ一丁のまま、脱力感に襲われる。

 

ふと視線を感じると、斜め後ろにいたおやじが、じっと俺を見ていた。

というよりは俺のピンクのパンツを見ていた。

パンツの後ろ側には「キューピーハニー」って赤い大きな文字が書いてある。

 

冷や汗が出る。

開き直ってそのままサウナルームに行き、冷や汗を熱い汗にして帰って来た。

 

帰って、ビールを飲んだ。

明らかに摂取カロリーの方が多い、そんな夜だった

コメント (5)
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