日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

一区切り 能登半島地震から3か月

2024-04-01 | つれづれ
4月1日です。
日本全国に桜の便りが届き始めました。
どんな事態が起こっても
季節はいつも通り春を迎えてくれるのですね。

令和6年1月1日に被災した能登半島
あっという間の3か月でした。
短いようで長い
長いようで短い
そんな3か月でした。

先週末
被災してこちらの方へ避難していた両親を
この3か月間、ずっと面倒を見てくれていた姉と共に
ひとりで被災した家を守ってくれていた兄のもとへ送り届けてきました。

父も被災の精神的パニックから漸く抜け出せそうです。

「避難している地で自分に何かが起こったら、
 そのまま火葬して骨だけ能登に連れて帰ってくれ」
何度も遺言だと言って繰り返していた父も
ようやく「死に場所に戻って来れた」と安どしていました。

それくらいこの3か月は今年91歳を迎える両親にも辛いものでした。

普段は手押し車や杖をつかないと歩けなかった両親が
補助用具なしで家の中や家の外を歩き回る姿は
二人にとって、自分の家が心や体の支えであったのだと
改めて感じました。

瓦が崩落したり
壁がひび割れたり
種々の細かな被災はあるものの
住むことができる状態の能登の実家
これから動かぬからだを少しずつ動かしながら
元の状態に戻していくことでしょう。

でも、
これはあくまでも我が家の状態であって
周囲を見渡せば
この3か月間は1月1日の被災した状況のままです。
一日も早い復興をと思うのですが
とにかくマンパワーがないことを痛感させられています。

一旦の区切りとは言いながら
これからも足繁く能登へ通わねばと思っています。

※挿絵は、両親とは似ても似つかぬAI画像です。
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