この一か月間の年末年始の経済的損失が
5,000億円を超えるという試算が出てきました。
一番影響が大きいのは、観光業と飲食店でしょう。
北海道夕張ではこの冬のスキー客が見込めないとの判断から
破綻の道を選んだという話もあります。
コロナがどこまでも私たちの生活を脅かしています。
このままでは、2021年も経済の立ち上がりが
すべてコロナ次第ということにもなりかねません。
そんな中で四苦八苦し
もがき続けた方々に申し訳ない問いかけをせざるを得ません。
今お金を集中投下しているその事業は
今年と同じ状況が続いたとしても利益を出せますか?
この問いに対する答えを即座に出せますか?
「やれます!万全です!」と。。。
この答えが言えないなら
本当に今集中投下しているその資金は
正常な思考の下で投下している資本なのですか?
もう一度考えて頂きたいのです。
これまでに
何百万円
何千万円
何億円投資した事業であっても
来年も今年と同じ目に遭うというならば
もうそこに資金を投入することはしてはいけません。
撤退
又は大幅縮小し
出血を止める必要があります。
そして、血となり肉となる事業に
全精力をつぎ込む必要があるのです。
この判断が出来ない方がたくさんあります。
冷静に考えれば
変なプライドを持たなければ
世間の間違った常識を疑うことが出来れば
何のためらいもなく撤退縮小はできる筈です。
進むも地獄
停まるも地獄
戻るも地獄なら
せめて一筋の光明が見える道を歩みたいものです。