日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

勘が働かなくなる理由(わけ)

2009-02-26 | 経営改善
「あれっ!?何でこんな風になっているのだろうか?」
「なんだか違うような気がするなあ…。」
「ちょっと待てよ!なんだか嫌な予感がする。」
「このままじゃ無い方が良いよな。」
第六感が働く
いわゆる「勘が働く」という奴です。

勘とは次のように大辞林で紹介されています。
①物事を直感的に感じ取る能力。
②よく調べて考えること。罪を調べただすこと。


最近仕事の現場で、この「勘(かん)」が働かなくなってきているようです。
その理由は大きく二つの理由が有ると考えられます。
一つは「よく調べること」をしない。「罪を調べただすこと」をさせなくなったからです。
自分で体験しないから懲りないし身に付かないのです。
また、反省の無いところで形式的に是正するから身に付かないのです。

そしてもう一つは「チェックリスト」や「マニュアル」を整備し過ぎる事にあります。
実はこちらの方が罪深いかもしれません。
勘が働かずにミスが発生した場合、いつも逃げ道を作ってしまっていることになります。
「ミスはチェックリストの整備不良によるものであり、僕のせいじゃない」
「叱られたのはマニュアルに書いてなかったからであり、私が悪いんじゃない」
こんな言い訳がまかり通るようになってしまいます。

いかがでしょうか?
あなたは勘が働くように日頃から考えたり反省したりしていますか?
システムに頼りすぎるとせっかく持ち合わせている勘が
どんどん失われていってしまいますよ。

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